HEARTFUL(DVD付)
いわゆるavex系サウンドの王道を行くアルバムとして,
最初から最後までアッパーに攻め続ける作品構成です。
サウンド面を見ると,ベースのドライブ感であったり,シークエンスの隠し味であったり,
リズムトラックのフィルパターンであったり,各曲にさり気ない工夫がみられました。
「ここでこの音があったら気持ちいいよね」というツボを心得ています。
その中でも,ArmySlickのアレンジが光ります。
ドライブ感たっぷりに盛り上げるベースの存在感は,彼のベーシストとしての素養があってこそだと思います。
ダンスミュージックとして,硬派な部分もキャッチーな部分も「上手いな〜」と思いながら聴けました。
是非,シングルに収録された「Heart and Soul (ArmySlick's bavtronic mix)」も聴いてみて下さい。
宇野ちゃんメインの曲が増えていますが,
女流作詞家・LEONNの描く世界とキャラクター的にも合ってますね。
「唇からロマンチカ」以上の濃い曲も,今後は期待できそうです。
各メンバーの歌唱力も着実に向上しているし,2010年は大きな飛躍が期待できるグループだと思います。
喪服のランデヴー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 1-1)
傑作だと思う。「黒衣の花嫁」をそのまま書き直したのは作者に不満があったからではなかろうか。正直読んでいて不快になってくる部分もある。だがこの小説のラストは、「寒い国から帰って来たスパイ」のラストに近いくらい印象的だった。推理小説
サスペンスなどというジャンルを超えている作品だと思う。
TOGISM 2001
メチャクチャ癒されます!!東儀秀樹さんや、雅楽の素晴らしさを改めて実感させられました^^それに、結構意外に聞いたことのある曲ばかりで、My Heart Will Go Onはビックリでした!雅楽で洋楽もなかなかイイです♪
全然違和感ないし、また別の良さもあります☆
どの曲も本当にイイです。CDを全部集めたいくらい!!!
夏雪ランデブー 4 (Feelコミックス)
鮮やかな赤、オレンジ、ショッキングピンク…と
ビビッドな色合いが目を引く表紙。
そして六花の手には白い小さな夏雪草。
あの夏雪草の植木鉢には島尾の骨の一部が入っていたのか。
「花は咲くときがきたら咲く」
六花の好きな島尾の言葉。
本当にそのままのことを言っているだけの言葉だけど、これが全てな気がする。
絵本の中で、押しても全くびくともしなかった逆さまの植木鉢が、
最後ぷかぷか浮かんでいるのには、どういう意味があるんだろう。
葉月そっくりの一重まぶたの娘、
家族写真、ミホとユキの会話、六花似の孫。
描かれなくたって、どれだけ幸せだったかわかる。
葉月は遊園地での宣言通り、六花より長生きしたんだね。
最後にひょっこり出てきたあの人には、
3巻の最後同様、また泣き笑いさせられた。
孫には、時間がかかってもいいから、
あの幽霊のお願いを叶えてあげてほしい。
本編をこの形で終わらせて、番外編として、
葉月と六花のその後というか、
生きている間を描くこと、私は評価する。
心から出会えてよかったと思える作品に出会えて、今すごく幸せ。
アニメの方も楽しみに待っています。