In the Heart of the Young
本作品はウィンガーというバンドを知る入門編として最適です。ミディアムテンポで重い1、大ヒットバラードの3、ライヴで栄える4、9、10、壮大な11等捨て曲なしの名作です。キップウィンガー(Ba, vo)の才能を高く評価出来る作品です。またイケメンでテクニカルなギターを弾くレブビーチも素晴らしいプレイを披露しています。数年前Dokkenに加入していましたが、今もやっているのでしょうか?いづれにせよ、90年代ハードロックの名盤である事は間違い無しです。
愛と青春の旅だち [DVD]
「人を愛する」という事と
視野を拡大する「大人」への扉を拓けゆく青春物語。
リチャードギア始め
当初より「成熟した大人に観えてしまう」落とし穴に気付かずに劇中とはいえ彼らに信用を置いてしまえば、
未熟な若者視線で描かれているにも関わらず、肯定してしまう作りになっている。
しかしそれではこの映画の全貌を正確に感じ取る事は出来はしないだろう。
「大人たちには絶対に相談しない」等のある種「青春映画」に有りがちな若者の「傲慢さ」に、
いとも簡単に「いけにえとなった」のは、一人の愛すべき友人…だった…。
信用を置いた方にはその輪郭が判り難くかった筈だろう。
もう少し、厳しく言うなら…
「正邪・真実部分」、「未熟さの諌め」が明白に語られないでどんどん進んでしまう映画だという事。笑
だから、少々、若者を賛辞しすぎな感がどうしても勝ってしまう映画に成ってしまっている。笑
しかしこの映画には「最初から大人な役回り」な人がひとりだけ居る。軍曹だ。
…「愛」から本当の「博愛」への扉を開けてくれるたのは「鬼」の軍曹そのひと。
鬼軍曹の教えようとした世の中に対する「見識」を知るだけでも鑑賞する価値あり。笑
有名な音楽、映画の題名は知ってても、まだ観ていないと云う方はどうぞ。
お若い方へはおすすめ。
カーマ
もう、発売してから半年程は経ちますが、敢えて「今」感想を書きます。
内容については色んな方々が書かれていますので、特に書き足す事はありません。
ただただ、時間が経っても、何度でも聴きたくなる作品で、(ティーンの頃のような)熱い気持ちで迎え入れたくなる作品であるという事だけです。
基本的にレビューにコメントを書かれる方々は「そのミュージシャンを好きな人」が圧倒的であると思います。
…こう言ってはなんですが、とにかく、自分の好きなミュージシャンを「良く書きたい」人もかなり多くいらっしゃると思います。本当に「そこまで思ってる?」「良い作品だと思いたい気持ちが強過ぎないですか?」そう聞きたくなるコメントもあります。
僕自身ウインガーは好きなミュージシャンです。彼らの代表作は1stであり、今後もそれは変わらないでしょう。しかしながら、内容としてはこのアルバムが彼らの最高傑作となるでしょう。(もし、今後に新作を出さなければ…)
再結成したバンドが全盛期より「良いアルバム」を出す。これ以上に素晴らしい事はない…と思います。