PHONE BOOK―世界のケータイ
本の装丁や「携帯電話」という日進月歩なテーマを「書く」という試みは面白いです。
携帯電話に早くから馴染みがあり、それが好きな人には世界中の携帯電話を触ってみたくなるでしょう。
ただ未来予想図は突飛であり、本書そのものを否定してしまう気がしました。
気になったのは訳し方。
文章が直訳っぽくてサクサク読めませんでした。
しかし写真が豊富でデザインも美しいので資料本としてはおすすめかも。
フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING)
たくさん書体がのっているのではなく、
書体がセレクトされている感じがいいなと思って買いましたが、
残念なことに使いづらいのです。
本を開いておいておくことができず、
何かで押さえておかないとパタンとしまってしまいます。
本の大きさが19×14cmと、小さめだからでしょうか。
ウェブだと、本の大きさが感覚的に分からなかったのも痛いです。
Androidスマートフォン スタートブック (SOFTBANK MOOK)
Androidの概要、最新の搭載機紹介から始まり、その使用方法から基本アプリ、Androidマーケット等について細かく解説されています。タップやフリックなどスマートフォンの基本動作はもちろん、機種の紹介も特定のキャリアーにこだわらず、ドコモ・ソフトバンク・auの主要な製品が平均的に紹介されているので、それを見るだけでも楽しめます。
また、Android機種に対応したオプションやグッズも豊富に紹介されており、知らなかった便利なモノを発見した時はつい注文してしまいました。
表紙はビニールコーティングされていて見映えする一方、中身の紙質は多孔型のマットなので手触りが良く、ムックとしての完成度も高いものとなっています。
欲を言えば、応用動作(マルチタップで地図の3D表示が可能等)で対応する機種名が記されていなかったので、その辺りも対応表などで掲載されていれば良かったと思います。
これからもAndroid搭載機種は次々に発売となりますが、基本を抑えている本誌は長く使えて参考になるでしょう。