この異様な雰囲気はやはりシロップ独特のもの。それが伝わってくる。
視聴しているとだんだん眠くなり幻想的な世界へ連れていかれそうになる。
音質は野音なので、あまり良くない(前作は良い)し、五十嵐氏のが枯れている(かすれているのではない)印象を受ける。
ライブなどで聴くと、ここ最近喉を傷めているように思える。少し前はそうでもなかった。ライブのしすぎか?
しかし、野音独特の空気と素晴らしい演奏力と共に奏でられる声は、本当に頭にしみ込んでくる。
水色の風なども歌われているので、やはり買いのDVD。
ただ気になるのは、編集のしつこさである。カットが異様に多く、
画面がちかちかして見にくく、ライブという臨場感にかける気がする。
次作でそれをもう少しおさえれば、作品として良くなると思う。
the last day of syrup16g [DVD]
五十嵐さんはどっかで言ってたと思うんですが、「Syrup16gは自分の青春である」と。
青春の引き延ばしであると。
しかしこの日、進んでいくライブを観ながらなんとなく、私の青春もとうとう終わってしまうような、そんな気持ちがしました。
私の青春でもあったんだと思っています。
多くのファンにとってそうではないでしょうか。
単に「青春時代の思い出」じゃなくて、彼らの歌や音楽それ自体が、青春を鳴らしているというか。
彼は自身の青春を歌いながらも、同時に私の、多くの人の青春を歌っていたような気がします。半ば錯覚なんでしょうが。
青春とは・・ここでは、子供から大人へ至るまでの心の変遷のような意味合いでしょうか。
彼らはその過程にある様々な心を表現したのだと思います。
彼はただ自分のことを歌っていただけでしょうが、結果的に多くの人のことをも歌っていました。
人の心はいつまでも同じままではありませんが、Syrup16gの歌を聴くと、昔の心がそこに閉じ込めてあるように感じられて、とても愛おしい気持ちになります。
そういえば、
ライブ前に、「『翌日』で絶対泣くわ」と思ってたけど、実際に最後のアンコールでの『翌日』『Reborn』は、既に涙もかわいて、晴れやかな気持ちで聴いたのを覚えています。
(そのまえに泣きすぎてた感もあるが・・・)
そこまで計算してセットリストを練っていたのかどうかは分かりませんが、
私にとっておそらく一生の中でも特別な素晴らしいライブでした。
五十嵐さんはどっかで言ってたと思うんですが、「Syrup16gは自分の青春である」と。
青春の引き延ばしであると。
しかしこの日、進んでいくライブを観ながらなんとなく、私の青春もとうとう終わってしまうような、そんな気持ちがしました。
私の青春でもあったんだと思っています。
多くのファンにとってそうではないでしょうか。
単に「青春時代の思い出」じゃなくて、彼らの歌や音楽それ自体が、青春を鳴らしているというか。
彼は自身の青春を歌いながらも、同時に私の、多くの人の青春を歌っていたような気がします。半ば錯覚なんでしょうが。
青春とは・・ここでは、子供から大人へ至るまでの心の変遷のような意味合いでしょうか。
彼らはその過程にある様々な心を表現したのだと思います。
彼はただ自分のことを歌っていただけでしょうが、結果的に多くの人のことをも歌っていました。
人の心はいつまでも同じままではありませんが、Syrup16gの歌を聴くと、昔の心がそこに閉じ込めてあるように感じられて、とても愛おしい気持ちになります。
そういえば、
ライブ前に、「『翌日』で絶対泣くわ」と思ってたけど、実際に最後のアンコールでの『翌日』『Reborn』は、既に涙もかわいて、晴れやかな気持ちで聴いたのを覚えています。
(そのまえに泣きすぎてた感もあるが・・・)
そこまで計算してセットリストを練っていたのかどうかは分かりませんが、
私にとっておそらく一生の中でも特別な素晴らしいライブでした。