SUMMER SNOW(1) [VHS]
このドラマは自転車屋を営む夏生(堂本剛)と心臓病のユキ(広末涼子)のラブストーリーで注目は夏生がすごくオヤジくさくていいですよ。ほかにも今井翼クンなどでていてとにかくおもしろいので絶対見てみて下さい。オススメ!!
Summer Snow (講談社文庫)
この本はTVドラマの放送を見てから読みましたが、話の内容がわかっていても十分に楽しめる作品だと思います。
主人公の夏生に出会ってから、重い病を持つユキの気持ちが少しずつ変わっていく様子が海というテーマを通して描かれています。
諦めない気持ちと、純粋に人を愛するということをおしえてくれる作品です。
夏雪-summer snow-
何というか普通に面白かったです。
全体的に見て(特にキャラの魅力が素晴らしく)予想の斜め上だったかな。
シナリオ…この会社の製品をプレイするのは初めてですし、沖水ミルさんという方自体のシナリオに触れたのも初めてでしたが中々良かったと思います。
まず共通ルートが幼少期から始まり、主人公やヒロイン達が段々と成長していく過程が楽しめます(システム的には違う部分もありますけど、ねこねこソフトの「そらいろ」みたいな感じでしょうか)。
ヒロインは3人と少なめですが、どのキャラも魅力的で幼少時から成長していくにかけての変化をじっくり楽しめ、その為感情移入度も高いです。
ルート分岐選択肢は只の1箇所だけなのでゲーム性は皆無と言っても良いですが、どのキャラのシナリオも特に個別に入ってからはとても可愛く感じられて良いですね。
中でもHシーンは意外に淫語連発だし、表情や画も相まって個人的には甘くエロくで最高でした(どのヒロインも変態的にまで感じる部分も。ただ一部演出がチープな部分もありましたが)。
全体的なシナリオとしては伝奇というテーマも扱いつつもそれ程重くなく、どちらかというとライトユーザー寄りかもしれませんが総じて良く出来ているとは思いました。
ただその伝奇部分をもうちょっと掘り下げても良かったかな、と。
説明もしくは描写がやや駆け足気味でちょっとあっさり気味だったかも。
EDは基本ハッピーエンド(しかも3人とも全く違った結末)なので読後感は良いのですが、メインヒロインの夏雪(なつき)の運命が全く違い、ヒロインによってはやや受け入れ難いものもあるかな。
因みに攻略のオススメ順は(偶然ですがしっくりいったので)純葉→那有多→夏雪でしょうか(特に夏雪は最後の方が良いと思う)。
キャラ…攻略可能ヒロインは3人と少ないですが、その分どのキャラも非常に可愛かったです(特に幼少時と少年(青年?)時のギャップがたまらない…勿論と言うか後者がより良いです)。
主人公やサブキャラも中々で、キャラに関してはかなり満足。
欲を言えばおまけでサブヒロインの奈津(だったかな?)も攻略したかったですけどw
音楽…主題歌含め特に印象に残るという風ではなくまぁ良くも悪くも無難ですかね。
それ以上言うことはないです。
システム…一通りの基本的なシステムは揃っていて良いのですけど、クリックして次の会話に行くと前の音声が途切れる(継続しない)のは残念だったかな。
総評…細部(たまに「え?」「は?」「ここでこの台詞?」とか「こいつ何言ってるの?」とかなったり、場面が変わった時の時系列が若干分かり辛い等)で不満はあるけど全体的には中々上手く纏めてあって良かったと思います。
この会社の他の作品プレイしていないので比較出来ませんが、(評価とか見てると)5周年記念って名に恥じないものが出来たのではないかと。
特に本当にキャラに関しては満足で、キャラデザの方のファンになった位ですw
話は特に難しくなく、キツイ描写(表現)等も少ない温かい雰囲気のゲームなので、そういったのに嗜好が合っている人でキャラが気に入った人にはオススメかな(少なくとも損はしないかと思われます)。
P.S.因みに差し支えない程度にネタバレというか選択肢の結果ですが、「右→純葉ルート、中央→那有多ルート、左→夏雪ルート」という結果になっています。
つまり制作者の意図的に上から順番に選択肢選んで攻略していって欲しいとの意思表示だったのかな、と勝手に解釈してみたり。
SUMMER SNOW
今まで見た中で一番好きなドラマなのでサントラを購入しました。
全曲を通して、心が和みます。
優しい気持ちになれます。
オススメです'
I love you and you always bring me precious time
という歌詞が大好きです
ドラマの方も最高です'
Summer Snow BOXセット [DVD]
物語の結末に、最初に観たときは驚いて、あまりに唐突な展開に空しくなることもあるかもしれません。
でもすべてがこのラストに繋がるためにあったのだと気づくと、ピュアで美しい物語のラストに涙が止まらなくなります。
堂本剛さん演じるのは、二枚目よりも三枚目な温かいお兄ちゃんです。
純粋で情に脆くて自分より他人を優先するめちゃくちゃいい男です。
広末さん演じるのは繊細で、病気ゆえに色んな事を諦めながらも小さな幸せを大切にしてきた少女のような女性です。
二人が惹かれ合うのが自然で、また初々しくて素敵でした。
でもこのドラマは単なる恋愛だけではありません。
堂本さん演じるナツオが世話の焼ける可愛い弟と妹のために本気で泣いたり怒ったりする姿や、何でもない笑えるバカバカしい出来事もしっかり描かれている。
ナツオの日常は見ていてすごく楽しめる。
だからこそ、あの結末が非現実的で信じられないのかもしれない。
でもそれがリアルなんです。
現実にありえる予期せぬ出来事が、これまでの時間をとても大切な愛しい時間に変えるんです。
最後にあの携帯を鳴らす場面や人混みに佇む広末さんの演技は、本当に素晴らしかった。
愛する人のために声を出して泣く堂本さんも心に残る演技でした。
二人の名前や、交わした約束、キス…、すべての伏線が最後に結び付いている。
命の尊さや儚さ、何でもない日常、大切な人を思いやる気持ちを、沢山見せてくれた大好きなドラマです。
主演以外の池脇千鶴さん、小栗旬さん、今井翼さんも一人一人魅力的な役でよかったです。