prints (プリンツ) 21 2010年秋号 特集・水木しげる [雑誌]
今年、米寿と 画業60周年を迎えた漫画家・水木しげるの特集。
横尾忠則から石野卓球、朝ドラで水木を演じている向井理など様々な世界の方からの寄稿を収録している他、
「こんなものまであるんだぁ」と思わず欲しくなってしまうような鬼太郎キャラクターグッズの紹介や
「東海道五十三次」ならぬ鬼太郎たちメンバーによる「妖怪道五十三次」など
(↑この作品はもう立派な芸術である。漫画のキャラクターというカテゴリーを完全に超越しているとさえ思える。)
ワクワクしっぱなしの内容である。
そんななかでも私が一番興味深かったのが「水木しげるのフェイバリットカルチャー」。
水木しげるがインスピレーションを受けた絵画、映画、小説等が紹介されている。
たとえば「となりのトトロ」だったり 宮沢賢治「鹿踊りのはじまり」 上田秋成「雨月物語」 ボスの絵画、ガウディ・・・。
「こういう作風がお好きなんだぁ」「あぁこれは私も好き」など 水木しげるをなんだか身近に感じられた。
私自身は特段 水木しげるという人物に思い入れもない。視聴率好調という朝ドラも見ていない。この雑誌自体も初めて知った。
が、今回 久々に本屋で「ひとめぼれ」してしまった。
それだけの世界観をお持ちの水木しげるという方の凄さ また それを上手く表現したこの雑誌の力にやられてしまった。
この本で紹介されている「ゲゲゲ展」行ってみようかな・・・。
Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06 [DVD]
電気グルーヴは基本的に意地悪である。
昔から電気を見ている人ならご存知だろうが、かつては基本的に
「N.O.」や「虹」、「Shangri-La」などの観客が求める曲はやらなかった。
例えやったとしても、絶妙にアレンジを変えて(時にはビックリするほど格好良く、
時にはウンザリするほどフザケきって)、ストレートにやる事は滅多に無かった。
しかし、それでも電気グルーヴのライブが素晴らしかったのは、
そのスカシ方が余りにも格好よかったし、ふざけ方が一流であり、
その丁度いいテンションは彼らにしか出せないものだったからだ。
しかし、あの日のフジロックでのライブは今までと違っていた。
二人は明らかに本気だった。
そこには、はじめて電気グルーヴというモノに正直に向かい合った二人がいた。
特に面白い格好をしている訳でもない、ただの黒シャツを着た二人の中年が
本気で自分達に、そして自分達に期待をし続けている人々に向かい合っていた。
ニヤニヤしながら軽快なステップで卓球が階段を降りてきた時、
そしてハンドマイクで「N.O.」を唄いだした時、
「かっこいいジャンパー」のあのイントロが流れてきた時、
いつもの「見てください、楽しんでください、・・・・電気グルーヴです!」という名台詞を卓球が叫んだ時、
あのキラキラとした「虹」の音が聞こえてきた時、
今まで待ち望んでいた瞬間が多くあった。あり過ぎる位あった。
そんなライブが素晴らしくない訳がない。
個人的には、電気史上もっとも感動的で、素晴らしかったライブだと思う。
恐らく、意地悪な二人のことだから、この先こういうライブはもうやらないだろう。
だからこそ、このDVDはとても貴重な記録である。
かつて、一度でも電気グルーヴの虜になったことがある人は買うべきDVDだと思う。
あの頃、見たくても見れなかった電気グルーヴがここにいる。
バタフライ(Butterfly) インナーフォース・ZLC-FL 36111
ボールをつかむ感覚・・・と表現されているのはなかなかのもので、
ほかのカーボンラケットよりも、入る感じがします。
ティモボルシリーズは破壊力がありますが、
ボールがまっすぐ飛んで行っちゃう感覚が強かったです。
こちらは、ねじ込める感覚がありますね。
ラバーに助けられている部分もあると思いますが。
両面テナジーなので、値段もほぼ最強に近いかと。
フォア側にテナジー05(厚)、バックにテナジー64(厚)です。
トップ選手は、特厚をお使いになっている方が多いですね。