Super1500 ワルキューレの伝説
僕はWindowsのXPとWindows7の二種類を所有しています。
WindowsXPの方では環境を弄れば、順調に動作しました。
Windows7の方では、動くキャラクター以外が全て乱れて表示されて、快適に遊べる状況ではありませんでした。
環境次第ということなのかもしれません。
しかし、このソフトウェアの動作対象はWindows95/98とされているので、お金に余裕のある人なら、新しめのコンソール向けにリリースされているものを買うべきかと思います。
遊べる環境で遊べば楽しいゲームであるので星5つを付けさせていただきますね。ボリュームもたくさんあって、ゲームが苦手な人でもコンティニューという救済措置があり、最後まで楽しめるのではないでしょうか。
ワルキューレの冒険
アクションロールプレイングゲーム。
マップ上に宿屋、ショップが点在するので、
そこで体力を回復したり、武器を買い換えたりします。
ちなみにこの作品、クリアのためのヒントは全く与えられません。
途中まではノーヒントで何とかなるんですが、
中盤以降は大変つらくなります。
クリアを目指すなら攻略本が必要です。
ちなみに私はワルキューレの仕草がかわいいので、
この作品が大好きです。
ワルキューレの栄光(1) (BLADE COMICS)
ストーリーの原作は「ワルキューレの冒険」から。
ただし本書の後書きの解説にもあるとおり、「SFCサンドラの冒険」と「PSナムコアンソロジー2のアレンジ版」を元にしている。
未プレイの方は、ストーリーの展開にとまどうかもしれないが、間違いなく公式ストーリーである。
読後に、これらのゲームをプレイされると、よりストーリーに深みが増すこと請け合いである。
ついに、宿敵「ゾウナ」が登場。
ストーリーも待ちに待った「時の鍵伝説」
今回は、今まで語られなかった「なぜ時の鍵が抜かれたのか?」というテーマがある。
前述のゲームでも語られなかった、物語の発端と核心である。
今までは「死をおそれた男が・・・・・」と言う理由しか書かれていなかった。
実際にゲームする上では、さして考えもしなかった部分だ。
たぶん、自分かわいさで暴走したやつなんだろうなぁと誰もが勝手に想像していた部分だ。
だが、違うのだ!
その答えは、本書にあるとおり。
悲しくも哀れな青年の想いによるモノだったのだ。
もう一人の主人公と言っても良いだろう。
人の心の闇につけ込む、ゾウナのキャラはぞくぞくするほど。
精神面も物理面もじわじわと「侵略」されていくマーベルランド。
人々は、魔物たちになすすべもなく屈するだけだった。
希望はないのか?
閉じてしまった時の輪の中で、人は永遠に苦しまねばならないのだろうか?
青空を見上げれば、再び緑の鎧を身にまとった若き女神が見える。
ワルキューレの栄光の物語が今幕を開けるのだ。
ワルキューレの降誕 (1) (BLADE COMICS)
やや懐かしい、しっかりとしたマンガ文法が、読ませる。
神話伝承的なストーリーを大仰に演出することなく、ユーモアを織り交ぜ、登場人物に感情移入させて入り込ませる構成はお見事。
また、巻末おまけのイメージボードはそれだけで絵本と呼べそうな代物。満腹です。
続きがすっごく楽しみ。ちゃんと完結させて欲しいのです。
城物語も単行本化しないかしら…
ワルキューレの栄光 2 (BLADE COMICS)
時の鍵伝説、完結。
あとがきで作者も言及されていますが、雑誌側から用意された総ページ数が制限されていたことで話がかなり詰め込まれた感があります。
しかし、それは描き始めから想定されていたこと故に全体的な緩急の付け具合で見事に大団円を迎えるような展開となっています。
『〜の降誕』と同じくファンとして安心して読める内容です。