夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
表紙とタイトルに惹かれ、とりあえず1ページ目だけを読んだ時は、その文体に慣れておらず買おうか迷ったものでしたが、買ってその先を少し読めばあっというまに世界に引き込まれてしまいました。
読み終わった後味も甘くて心地よく、とても楽しくて、ステキな物語です。
いい本に出会えたので、いろんな人にオススメしたくなりました。
面白く不思議な登場人物や、不思議な(それでいてこんなことあるか!という文句は言いたくならないほど気持ちいい)出来事がたくさん詰まっているので、サブカルな漫画などが好きな人にも、是非読んでみてほしいです。
片想い中の方も、青春真っ只中の方も男女問わず是非!
3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)
こんだけ読み応えあったら言うこと無いです。
目新しさで1,2巻までレビューが付くことがあっても上手く展開しなきゃすぐ飽きられるのが普通で、6巻まで来てこんだけレビューが付くのは稀少です。
良質な作品であることの証です。
ああ!劣化ドラマ化や劣化アニメ化とかしませんように!
CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー
『ハチミツとクローバー』特集が読みたくて買いました。ここまでガーリー感が抜けた『ハチクロ』特集は珍しい。
アニメ版の花本はぐみ役の工藤晴香さんのグラビアとインタビューから『ハチクロ』特集は始まる。グラビアはいらない。インタビューだけで充分。神谷浩史さん(竹本祐太)×うえだゆうじさん(森田忍)×杉田智和さん(真山巧)の対談、カサヰケンイチさん(監督)と黒田洋介さん(脚本)のインタビューと、アニメ寄りの特集です。
原作者の羽海野チカさんのインタビューは、私生活の話ばかりで、クリエイティブ系の話(例えば、「誰に影響されたか」「漫画家としての心構え」とか)がもっと読みたかったなぁ。でも、三浦和義さんから手紙を貰った話は良い話だし、インタビュアーの吉田豪さんが羽海野さんの面白い内面を引き出しているからまあ良いか。それにしても、羽海野さんって本当にはぐか竹本っぽい。
『ハチミツとクローバー』大辞典は、『ハチミツとクローバーOfficial fan book vol.0』より充実している。
羽海野さんのマンガ『イノセンスを待ちながら』から押井守さんのインタビューの流れは圧巻。『イノセンスを待ちながら』自体も、スタジオジブリ発行の機関誌『熱風』2004年2号「特集・イノセンス」内に掲載されたので一般には知られていませんが、関係者の高い支持を得るだけあって隠れ名作になっています。
ジャージの二人 [DVD]
ちょうど堺雅人が篤姫で騒がれているときに、堺さんにキャッキャ言ってる母親と映画館に行きました。
独特の間を監督をはじめとしたスタッフ・キャスト陣がとにかく楽しんでいるようでした。
笑っていいのか、泣いていいのか…内容はユルユルなのに、常に心躍ります。
ジャージへの執念を感じる作品で、ブランケットの代わりにジャージを貸していました。
中村監督は大作も多く撮っていますが、他のニュージェネレーションと呼ばれる、日本映画の新鋭監督よりも突き抜けている気がします。
これまではそんなこと思いませんでしたが、振り返ると過去作どれも真面目で神経質かも?
という演出をしている、とっても前向きに鬱屈した感性を見せています。
堺雅人で見るのもよいが、それよりも中村監督の代表作、そして鮎川誠(なぜ!?)がたまらないのでそこ、注目です。
ハチミツとクローバー 7 (初回限定版) [DVD]
ハチクロは自分でもびっくりするくらい一気にはまりました!最初はコミックから読んで、それからテレビで放送を見てまたさらに好きになりました☆テレビ放送のときにうっかりビデオに撮り忘れ見逃してしまった回があったってこともあり、DVD購入することにしました☆価格的に全巻購入するのは金銭的にもきついかなってのはあったんですが、この作品は永久保存版として残しておきたい!!って気持ちもあったし、買ってよかったと思ってます☆この7巻には未収録のお話もあるとのことですし、DVDは買って損はないと思います!一話一話とても心温まりますし、共感できる部分もたくさんあるのでお勧めの一品です☆