グランドサン 1 (花とゆめCOMICS)
最近面白い作品がなかった作者ですが、久しぶりに面白いものを書いてくれました。
確かにちょっとずつ絵のバランスが崩れてきている点と、台詞回しがたまにおかしい点が気になりますが、そのあたりはストーリでカバーできます。
作者が以前から書きたかった作品だからでしょうか?
勢いがあって、楽しんで書いてるな〜と思わせてくれるところも読んでいて気分が良いです。
大財閥の御曹司で天才発明家の少年朔夜。そのボディーガードになった亜沙姫。
衝突しつつも少しずつ距離を縮める二人。
その辺はありがちでしょうか。
ちょっと少年漫画の雰囲気もありますが、少女漫画としての十分形も保っています。
アクションシーンが多いので、キャラクターが良く動きますし、ストーリーも1話完結なので読みやすいかと。
話の進み方は早すぎでは?と思うくらいに早く、だれません。
1巻後もさくさく進みます。
2巻にも期待できます。
この作者にしては意外な展開を見せます。
示談交渉人M (バンブー・コミックス)
生死を扱った暗〜い漫画ですが、なかなか考えさせられるものがある。死の間際でしか見えない景色がある。その景色を見るためだけに、生死を賭けたギャンブルに挑む主人公..自分が殺(あや)めた人間を理解すること、それが自分の行為に対する最大の償い。
「カイジ」をはじめ、近年、ギャンブルを題材にして人間の深い部分を描く漫画が多い。それだけ人生とギャンブルは似ている、ということなんでしょう。確かに人生の中では、ギャンブルに似た選択を迫られることがある。
Murmur
デビューEP、クロニックタウン(デッドレターオフィスに全曲収録。)でも高い評価を得た彼らのファーストアルバムが、本作です。このアルバムですでに、REMとしか呼べないようなサウンドを確立しているのはさすがです。アコースティックな音を基調としながらも、スタジオでいろいろな音が試され、
結果、不思議(としか形容できないような)音を創り出しています。ほとんどの曲が、バース、バース、コーラスという構成ながらも、典型的な曲展開を避けるように進行して行くメロディー。この微妙さこそが、REM最大の魅力だと個人的には思っています。そんな彼らの音楽をすることの喜びが、このアルバムには溢れていると思います。ホントにいつまでもみずみずしいアルバムです!
Automatic for the People
1992年にリリースされた8枚目となるアルバムであり、彼らの史上最もポジティヴで生気溢れる素晴らしい作品であり、個人的には疑いようもないほど彼らの最高傑作であると声を大にして言いたい名作アルバムです。「死」という人間にとって最も重い、しかし切り離す事の出来ない普遍のテーマを題材にしたアルバムであるため、サウンドはどらかというと暗めな作りになっていますが、そんなテーマを受け入れた上で語られる歌詞に現れたポシティヴィティ、優しさ、思いやりが素晴らしくて、思わず涙してしまいます。アコースティックな作りのシンプルなサウンドでありますが、聴けば聴く程良さがでるという正にスルメ・アルバムで、何回も何回も繰り返し聞き続けた作品であります。『Out Of Time』に続いて、この作品をリリースした後にもライブツアーを行わなかったわけですが、それだけ集中して、また自身を消費してまで作り上げられた魂の結晶とさえ呼べる素晴らしいクオリティを持ったアルバム。誰だって泣くことがある、誰だって傷ついている、でも、前を向いて進むしかないんだという彼らのメッセージに励まされ、勇気づけられるアルバムです。傑作中の傑作といえるでしょう! 聴かずには通れません!
極楽同盟 1 (花とゆめCOMICS)
父親は蒸発、母親は病気・・・・。それにもめげず、つぶれかけの
温泉旅館を営む主人公の女子高生「ほまれ」。
住み込みの従業員に幼なじみの「吉平(きっぺい)」、元モデルで
変わり者の「至(いたる)」、ほまれの初恋の人「音哉(おとや)」
を加えたアットホーム・コメディ!
明るくさわやかなお話です。絵も普通にかわいいです。
主人公の恋の行方と同居人たちのワケありの理由が気になるところです。
『Wジュリエット』が好きだった人は同じようなドタバタもので
結構期待通りなんじゃないでしょうか。
女子高生が温泉ってちょっとビミョ―ですが(笑)
5段階チェック!
ストーリー ★★★
絵 ★★★
ギャグ ★★
さわやか ★★★
エロ ☆
私の独断です・・・・。