経営革命大全―世界をリードする79人のビジネス思想 (日経ビジネス人文庫)
本の帯に「ビジネス&経営書200冊の要点が、この1冊で分かる」と書いてある。いわゆる「はやわかり」「1時間でわかる」といった類かと思いきや、本書は明らかに性格を異にしている。
まず、著者のスタンスが明確である。著者がしっかり考え方を咀嚼した上で自分のスタンスで記述を進めている。
しかし、最も読者にとってのメリットは、たとえば「リーダーシップ論」なら色々な学者が色々な説を発表しているがそれらを比較検討できること、みんなが表現を変えて言ってることは何で、独自の主張は何かと言ったことが分かりやすい。その中で、興味を持ったものについて、まだ読んでない本であればそれをじっくり読んでみればいい。そういった使い方ができる。
ページ数は多いのだけれど、内容もおもしろいし、図表を駆使して読みやすい工夫もされているので一通り目を通すのはそう大変ではない。
「ハウツー」モンは、所詮それだけのもの。そう思って手に取ったのだけれど、本書はハウツーものではなかった。
黄金時代のハープ・ブルース
このCDを聴かないことにはブルースハープ(10ホールズハーモニカ)を語れない。
実は語る必要もない。
ブルースハープが好きなら聴くしか無いし、興味が無い人には勧めない。
ただ、Bluesに興味が湧く人ってある程度苦労して洋楽に興味がある人に限られてくると思われる・・・