ドラマCD これが私の御主人様 第2巻
少年ガンガン増刊「ガンガンパワード」にて連載中の作品のドラマCD第2弾です。
来年春からのアニメ放送開始に先駆け、発売されます。
星5つは原作の評価です。とてもおもしろい作品になっています。
ドラマCD第1弾では、義貴の鬼畜っぷりと、いずみの強烈なツッコミは原作同様健在でした。
今回も声優陣は同様のようなのでかなり期待できます。ただし人によってい好き嫌いがある作品なので、
コミックスを読んでみてから、買ったほうがいいと思います。自分的にはかなりツボにはっている作品ですが…
これが私の御主人様 (2) (ガンガンコミックス)
比較的まともな精神構造を持ついじられ系のメインヒロイン・沢渡いずみをあらゆるシチュエーションでいじりまくる。突き詰めてしまえば本当にただそれだけの内容の作品です。
服装のセンスや構図等に多く見られる寸止め要素、ヲタク趣味全開の小道具が頻出しているキャラクターや舞台の設定、良く言えば通好み、悪く言えばマニアック過ぎるパロディ要素、とにかくこれほど作者の趣味趣向が前面に押し出されている作品も稀と言えば稀な気がします(特に今巻収録されている「小ネタ集」はその傾向が非常に顕著に感じられました)。
少年向けの季刊マンガ雑誌にこの内容を連載すると言うのはかなりの冒険だったかと思いますが、一風変わった特色を持ったギャグ漫画という事で、雑誌のメイン購読層であろう少年達からは人気を獲得したと言えますね。
ただ読者が少年で無い場合、サブカル系に濃いこだわりを持った読者層からは批判的な眼を向けられやすいネタが多く扱われている関係上、どうしても否定的にとられる事が多い作品でもあります。そんな批判を一切無視して己の道を突っ走っている作者の姿勢をプラスにとるのか?マイナスにとるのか?読み手の感性によって非常に評価が分かれる内容だと覚悟しておいた方が良いでしょうね。
前巻でメインキャラの配置を概ね終え、今巻からはゲストキャラを巻き込んでの展開が増えてきます。まぁ最初にも述べた様にやっていることは同じですが。それでもメインキャラの暴走にも拍車がかかっている上(特に倉内安奈のぶっ壊れ方は個人的には非常に楽しめました)、いじられ対象・いずみのリアクションにも磨きがかかっていますので、1巻が楽しめたと言う方ならより楽しめる内容になっていると思います。勿論1巻が駄目だった方は手を出さない方が無難だと思いますが…
この先展開が大きく変わると言う事は考え辛い内容ですので、どこまで魅せ方のバリエーションを出せるかが鍵ですね。
女装少年アンソロジー (ガンガンコミックスアンソロジー)
レビューが酷評ばかりだったので敬遠してたけども、思ったよりは悪くなかった。
表紙買いした人が大げさに書いてるのかな、と。
確かに後半の方のはいまいちなのが多かったけども、アンソロジーにありがちな見るに耐えないというほどでもなかった。
購入のきっかけはプラナス・ガールの入学直後の話しが載っているのが大きかった。
22pだけだけども、単行本では抜けているエピソードなので満足。
HONEY CRUSH 2 (IDコミックス 百合姫コミックス)
馬鹿っぽくて暖かくて、なのにどこか切なくて
読んでいて楽しい作品でした
あとみつがかわいい!
百合作品に繊細で生々しい心理描写を求める人にはやや不向き
反対にライトな百合や可愛らしい女キャラが好きな人にはおすすめ
ちなみに絵の質は始終安定しているのでその点は心配無用です
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(1) (ジャンプコミックスデラックス)
原作小説もNHKアニメ版も読み(見)ました。そしてこのコミック版、実に興味深いです。
ドラッカーの不思議な魅力は、どんな立場の人でもその人なりの気付きがあるということです。その人にとっての「ドラッカー」がある。もう一つは触れる度に新しい気付きがあるということです。読んでいる人は誰でも知っています。
実ははじめこのコミック版をマンガが好きなうちの子どもにドラッカーへの入口として読ませようと買ったのですが、自分が読んでみて原作をより深く広く楽しむための企画だとわかりました。原作にあえて表現されなかった部分を謎解きのように読んでいく楽しさがこの企画にはあります。その意味ではプロローグエピソードに引かれる、原作やドラッカー著作の読者こそ主たる購買層でしょう。
エピソードのみならず上田先生の談話にもドラッカー思想への新しい発見がたくさんあります。
企画の完結を強く期待します。広報はもしドラ既読者向けにしましょう。
必ず買います。がんばれー負けるな!!