グッバイ・ソロ DVD-BOX
韓国ドラマ『キツネちゃん、何しているの?』を観てチョン・ジョンミョンのファンになったので、『グッバイ・ソロ』を観ました。なんて素晴らしいドラマだろうと思いました。弘兼憲史マンガ「人間交差点」や倉本聡脚本ドラマ「優しい時間」のような人間模様を描いています。言葉の魔術師と呼ばれるノ・ヒギョン脚本だけであってか、本当にそれぞれのセリフが心に染み込んできます。ドラマの中で、聴覚障害者役が登場され、まるで本物みたいで素晴らしいです。それにしても、チョン・ジョンミョンの涙が美しいです。
L.A.シェイプダイエット―大豆プロティンダイエット14日間完全プログラム
著者のデビット・ヒーバー博士は、世界的に有名な栄養学の権威です。
古くから大豆プロテインの身体に対する効果を研究され、
肥満大国アメリカの多くの肥満の方を救ってこられました。
そのノウハウがびっしり詰まっており、簡単にダイエットに取り組め、
しかもより健康になりながらダイエットを進める方法が書かれています。
この方法を実践すれば、幾度となくダイエットに失敗した方でも、
びっくりするほどの効果をもたらしてくれると思います。
ちなみに私は、このダイエット法の実践で、
3ヶ月で10kg減、いまではTOTAL14kg減で、リバウンドもありませんし、
筋肉量も増え、太りにくい、疲れ知らずの身体になってしまいました。
ホントに感謝です。
ヒーロー DVD-BOX 2
世論まで動かして、巨悪に立ち向かうシマートでなくむしろ落ちこぼれチームの奮闘が手に汗握る緊張はありながらも、決して深刻に考え込まなくとも楽しめる展開が観ていて楽しかったです。
イ・ジュンギのTVドラマはどれも共演者に恵まれ面白いものばかりと感じている次第です。
ソイレント・グリーン [DVD]
レビューのタイトル通り、1970年代のSF映画の傑作です。もちろん多額の予算、もちろんCG、派手な特撮などは一切ありません。なのでこの私のレビューは単なる懐古趣味、感傷と思われる方は多いと理解した上で。
ご存知の方も多いと思いますが、タイトルにあるソイレントとは劇中の会社名で、大豆(Soybean)とレンズ豆(Lentil)を組み合わせた造語だそうです。そのソイレント社が増えすぎた21世紀の人口への食料供給として新しく開発、新商品化したのがソイレント・グリーンです(因みにソイレント・イエローとかの色違い旧製品もあります)。
進行の速度が違うだけで、この映画で語られる現象は21世紀の現在、実際に起きています。温暖化による気候変動、その結果もたらされる生態系への影響、地球規模の環境破壊、生物の死滅、人口増加、食糧不足(まだ先進国には及んでおらず、むしろ余って浪費していますが)、国と企業にコントロールされる国民の生活の統制など。よく考えれば実生活で少なからず心当たりある危機がこの映画には詰め込まれてます。
芸術(もちろん映画も芸術です)がその時代を反映するのでしょうが、映画に関しては昨今のCGまみれ映画を享受せず、たまにはこのような古い傑作を楽しむことをお勧めしたいです。
私はそのためにビデオソフトとして商品化する意義があるのだと、理解しています。
特に印象的なのは、
ソル(エドワード・G・ロビンソン)が安楽死するシーンでの、ベートーベン「田園」第一楽章、滅びたとされる自然の光景。その中で語られるソイレント・グリーンの秘密と、ソルとソーン(チャールトン・ヘストン)の友情。
ラスト、チャールトン・ヘストンのセリフ(もちろん納谷悟朗さんの声で。日本語吹き替えはソフトには収録されていません)
「ソイレント・グリーンは○○でできているんだぁ〜!! 何とか食い止めないと〜っ!」
是非Blu-Ray化の際には、チャールトン・ヘストン=納谷悟朗さん版の日本語吹き替えを入れてください!絶対買います!約束します!
(蛇足、ネタバレ)
ご存知とは思いますがアジアの某大国では死んだ胎児を原料としたカプセルを作り、滋養強壮に良いと言って他国に売りさばいているとの報道がありました。
そのカプセルの色は、イエローとグリーンの組み合わせでした(もちろんソイレント・イエロー、ソイレント・グリーンとは何の関係もない偶然ですが)。
まさにヘドが出そうな話です...