野ばら [DVD]
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シューベルト:作品集
ベームのグレイトはドリスデン菅の79年のライブ盤がこれよりすごい。
オケを鳴らしきってるので腹からひびいいてくる。
なにより音がこれより良いのだ。
生々しさがこの録音には無い。
フルトヴェングラーの演奏は神業だが音が擬似ステレオでも生々しさが出てこないので家にあっても聞く機会は限られる。
このCDも音が悪く何度も聞く機会はないように思う。
音が悪いとなんとなく敬遠してしまうものだからグレイトを1枚だけ買うのならこれは避けるべきだろう。
カラヤンの優秀録音CD聞くほうが心地よく何度も聞ける。
これは演奏自体は合格点なのだが録音が悪くおすすめできない。
サーーーというホワイトノイズも大きいしダイナミックレンジが狭い。
全体の音がミッドレンジに寄ってる感じでカセットテープでダビングしたような音だ。
いわゆるカマボコ型の周波数パターンで機械で調べたわけでないが高い音も低い音も出ていない。
分解能も低く粒が粗い。
63年録音ということだが50年代後半ごろから優秀な録音が残ってることを考えるとこれは大きなマイナスだ。
天下のグラモフォンで信用してたが裏切られた思いだ。
そういやこの時代はデッカの録音でいいのがあるがグラモフォンはいいのが無いね。
ベームはライブで燃える男なのでぜひともライブ盤を聴いてほしい。
ただし音に鈍感な人やオーディオがあまりいいものでないならこれでもよいかもしれない。
ラジカセやパソコンなどではあるいは聞き取れない感覚かもしれない(試してない)。
繰り返しになるが演奏自体は悪くない(特別よくも無いが)。
あなたは誰?私はここにいる (集英社新書)
美術評論の体裁を取った優れた哲学書。恐らく、今回の東日本大震災を受けて執筆された物だと思うが、"生きて行く(生かされている)事の意味"を真摯に追求した優れた書だと思った。最終章の題名、「受け入れる力」が象徴する様に、人間はどのような境遇に生まれ、どのような運命に出会っても、それを受け止めて生きて行かなければならないとの主張が、著者自身の悩み・苦しみを交えて静かに語られている。それが、「頑張れ」との無理強いでもなく、「諦めろ」との突き放しでもなく、共に悩みながら生きて行こうという姿勢の中で記述されている。この等身大の姿勢に読んでいて共感を覚えた。
その方法は"自然との一体化"であったり、"祈り"であったり、私心の無さであったりするが、いずれにしても人間の人智を越えた不可知な物への"畏れ"という感覚を著者は大切にしているようである。書中に登場する美術品に対する著者の理解の仕方(美術的評価とは異なる)に、それが表れている。その上で、"人間が生きて行く力"を著者が信じている点が読む者に心強さを与えている。著者が、"憂鬱"と評する現代社会の雰囲気の中で、読む者に自身で考えるキッカケと勇気とを与えてくれる秀逸な書だと思った。
巨人ゴーレム 新訳版 [DVD]
言わずもがなのドイツ表現主義映画の傑作。
同じ監督による「ゴーレム」は実は三部作なのだが、第二次大戦の戦火で焼失し、現在残っているのはこれ一作だそうだ。
最初の作品のタイトルはそのものずばりの「ゴーレム」で、これは資料によると、1914年の制作らしい。
続く第二作目のタイトルが「ゴーレムとダンサー」でこちらは3年後の1917年の制作となっている。
三部作の最後を飾る本作「巨人ゴーレム」は1920年の作品ということだから、同じ監督によって3度、しかも3年おきに制作されたことになる。よほどゴーレム好きの監督なのだろうか?
いずれも映画草創期のサイレントだが、表現は圧倒的で特に後半のクライマックスの迫力には驚かされる。トーキーになってから後に、ジュリアン・デュビビエによってリメイクもされている。
映画ファン必見の一本です。