心霊特捜 (双葉文庫)
今野先生の本は、「隠蔽捜査」シリーズや「ST」シリーズを読みました。
その先生がオカルト風味な小説を書かれてると知って、手に取りました。
キャラクターはそれぞれ個性的で面白いです。
主人公は刑事総務課所属なんですが、R特捜班という「オカルトチックな事件専門」の部署との連絡係をしています。
その彼視点で進みますが、怖がりなのが良いですね。
親近感が持てます。
何しろ読者も、きっと「見えない人」が大多数だと思うので。
短編集なので全体的にあっさりしていて、全く怖くないです。
あと、心霊的なことに対してのR特捜班のメンバーの関わり方が、好感持てました。
霊能力者たちなのに、「何でもかんでも霊のせいにしない」という、一歩引いた受け止め方が。
基本的に、生きてる人にも、もう死んでる人にも優しい話だと思いました。
心霊人情ストーリーかもしれません。
畑中敦子の数的推理の大革命! (公務員試験・専任講師シリーズ)
本やホームページで評価が高いので購入して使ってみましたが、
確かに問題が早く解けるようになります。
ただ、ちょっと問題が難しくなると、いきなり対応できなくなることが
あるので、この本だけで数的推理が完璧になるようなことは絶対にないと
思います。
それに、ちょっと内容が古いようなので、最新の試験問題が載っている
他の本で、しっかりたくさんの問題を解いて、最新の傾向に慣れておく
必要があると思います。
使って損が無いのは確かです。