抗菌薬サークル図データブック 第2版
抗菌薬ごとに有効な対象菌種とMICを把握したいときには最適です。
よくある碁盤目の表を使う方も多いでしょうが、それよりもG+、G−、球、桿、そして嫌気性というのがビジュアルで把握できます。
そのため、覚えにくい長い菌名に辟易していた方にも、視覚的にスペクトルの違い、菌の種類の違いが認識できます。
第二版になって、適応外の菌種に対してのMICも報告のあるものを掲載され、格段に使いやすくなりました。
ゾシン、パシルなど前版になかったサークル図も追加されています。
多くの医療従事者が別の専門を持ちながら感染症に対応することも考えると、このように抗菌薬の把握を画期的なアイデアで補助するサークル図はたいへん価値あるものだと思います。