幕末機関説 いろはにほへと 巻の五 [DVD]
最後まで見た感想ですが、良作だと思います。
ネタバレになるといけないので詳しくは書きませんが、最後の方作品のジャンルが変わりかねない演出があって驚きましたが、全体に綺麗にまとまったという印象です。
時代考証とか微妙な部分はあるので気になる人は気になると思いますが、伝奇物なのである程度は仕方ないかと。(演出上あえて変えてある部分もあるようです)
キャラクター中心で話が動かないので派手さは少ないですが、歴史伝奇物語として面白いアニメだと思います。何より演出が良いです。
様々な立場の人がそれぞれに正義をもって行動しているという、幕末物の王道的なストーリー展開ですし、主人公が絶対的な正義じゃないと気分が悪いという人以外は一見の価値があると思います。
EMOTION the Best 幕末機関説 いろはにほへと DVD-BOX
まずこの作品は幕末を舞台にした本格アクション時代劇です。基本的には史実どうりにストーリーが進んでいきますが、要所要所にオリジナルの
設定や派手な演出を加えており和風ファンタジックな作風に仕上がっています。
なんと言ってもこの作品の魅力はその世界観と幕末という時代に生きる人々の描写にあるかと思います。和と洋が入れ混じった街並みや情景は浪漫が
あふれます。維新志士に新撰組、そして諸外国の脅威とまさに日本が激動としたこの時代は胸が熱くなります。
そしてこの作品は、「芝居」という要素をコンセプトの一つとして取り込んでいます。こういった要素を取り入れている幕末ものの時代劇は他にはない
ので、とても斬新ですね。それと物語の山場に「芝居」を利用した面白い仕掛けもあるので是非見てもらいたいです。
そしてキャラについてですが、主要キャラのビジュアルはかなり格好良くデザインされているのでみんな画になります。内面的な部分も主人公は宿命を
背負い、その他のキャラもそれぞれに尽くすべき忠義と信念がありとても魅力的です。
ストーリーについては前述した通り史実をベースにつくってあるので、歴史や幕末ものの時代劇が好きな人ならさらに楽しめると思います。その他には
主人公とヒロインの女の子との関係も微笑ましいです。特にヒロインが主人公を一途に想う姿は可愛かったです。
最後になりますが、音楽、ストーリー、キャラ、映像と総合的にレベルの高い作品だと思います。その中でもOPアニメーションの流れるような作画と演出
は一見の価値有りです。
艶笑上方落語 いろはにほへと
生真面目な米朝には珍しい「バレ噺」(艶笑落語)集です。かってレコードで出ていたもののCD版。米朝マニア向き。私としては、落語では無いけれど「十二月(じゅうにつき)」が全部収録されているともっと嬉しかったのですが・・・。
幕末機関説 いろはにほへと 巻の六 [DVD]
しかし、このアニメは利点が沢山あります。キャラデザが綺麗、ストーリーも奥深く、かなりの知識がこのアニメで沢山含まれています。教科書に出ていない細かいところも、こういうのはいろはにほへとではなんぼのことでしょう。
OP曲もED曲も、ストーリーとマッチしていて、映像も美しいです。
なにもかもが全部こっていて、きめ細かく、今私の一番お気に入りのアニメです。
次回の話がとてつもなく期待出来るアニメは相当ないのではないでしょうか。
サンライズも結構やりますね。幕末の知識が浅い私でもこんなに興味が持てるんですもの。
NHKにほんごであそぼCD「百」~たっぷりうたづくし~
この番組をもう何年も楽しんで見ているのですが、
それでも知らない唄もあったりして、かなり楽しめます。
お気に入りの曲も、唄いも必ず見つかるこの一枚、大好きです。
大人でも絵本を読んで楽しみ、癒されるように
この番組のエッセンスを音で感じられるこのCDは、楽しくもあり、またココロにしみてきます。