風見鶏
「つゆのあとさき」は誰しも経験する別れの情景を美しく紡いだ佳曲です。別れを比喩的に卒業に例えたようでもあり、一般的な3月の卒業を描いたようでもありますが、映画のワンシーンのように悲しくも美しい情景が目の前に浮かぶようなステキな詩で綴られています。感情を込めたさだの高音が美しく心に響いてきます。
「飛梅(とびうめ)」は福岡の大宰府天満宮の心字池や太鼓橋の情景を、別れゆく恋人の心情に重ね合わして表現した名曲です。コンポーザーとしても歌手としても卓越した表現力を見せています。サビの部分の絶唱はリスナーの心を鋭く貫く気迫を感じます。
「桃花源」は、弟の繁理さんが台湾留学中に採譜したメロディを使用しており、とても抒情的な歌詞をつけています。日本の故郷の情景を色彩豊かに言葉にしたさだまさしの感性に驚きを禁じ得ません。懐かしさとともに切ない感情に襲われる曲だと思います。
日本語の美しさを至る所で感じさせる詩に彩られている「晩鐘」も好きな曲です。たおやかな言葉に綴られる情景はまさしく美しい日本画の世界ですね。
「雨やどり」は説明不要のヒット曲です。さだまさしのサービス精神がこのような曲を創りましたが、主人公への温かい目が根底に感じられ、ほろっとさせられる曲です。
亡くなった人のことを思い出す「セロ弾きのゴーシュ」や、軽快なロック調のサウンドが珍しい「吸殻の風景」など印象に残る曲が収められているアルバムですので、若い世代の方に是非聴いて欲しいですね。
オーストリッチ毛ばたき梅
毛ばたきは初めて購入しました。
確かに、効果抜群。
オーストリッチの「毛」の特性ならではの効果で、使い続けるうちに、車が艶々になりました。
最初はどれくらいのタッチ(圧力をかけないようにソフトに)で使ったら良いのか戸惑いましたが、
慣れてくれば使い方もすぐに板についてきました。
一般的なカー用品よりは高い買物ですが、値段分の効果はある印象です。
使っていて気付いたことは、油断していると、ナンバープレートのネジや隙間などに毛が挟まって時々ちぎれてしまいます。
また、湿度の高い時や、車がわずかでも湿っている時(雨が降っていなくても)に使うと、かえって汚れます。
車が完全に乾燥していないとダメなんですね。
いろいろ気を使う点はありますが、10年くらい使えるとのことなので、1年・950円と考えれば、
OKだと思っています。