僕たちの洋楽ヒット Vol.12 1980~81
いまだに他でCD発売されていないジョーイ・スキャベリーの「アメリカン・ヒーローのテーマ(Believe Or Not)」とシェリル・ラッドの「ダンシング・アメリカン(Where Is Someone To Love Me)」が収録されているので買いました。ジョーイ・スキャベリーの「アメリカン・ヒーローのテーマ」はウイリアム・カット主演のテレビ・シリーズ「アメリカン・ヒーロー」のテーマ曲で日本でもヒットしましたが、TV版では聴けなかったフル・ヴァージョンで収録されており、間奏にはラリー・カールトンのソロ・ギターがフィーチャーされています。シェリル・ラッドの「ダンシング・アメリカン」はサントリー・ブランデーのCM曲として80年にヘヴィーローテーションで流れていました。どちらもシングル・ヒットでアルバムとしての人気はいまひとつ・・・だからアルバム単位でCD化されないのかもしれませんが、思い入れのある曲だけでもこうやってCD化されて本当に嬉しいです!・・・しかし、このジャケットのセンスは何とかならなかったのだろうか?!ブックレットの内側にも、このシリーズの年別のジャケット・イラストがわざわざカラーで収録されているけれど、それらのCDの収録曲を紹介しているわけでもなく、全く無意味。収録曲のシングル・ジャケット・ギャラリーにでもしてくれた方が良かった。曲の解説、歌詞、和訳はちゃんとしているので、その点はGOODです。収録内容に星5つ、ジャケット・センスで減点2つで、星3つにしておきます。
「フラッシュダンス」オリジナル・サウンドトラック
80年代は、映画からのヒット曲が続々生まれましたよね。「フラッシュダンス」もその一つですが、何といっても1「ホワット・ア・フィーリング」がいいですね。この曲のイントロが流れてくると、気分が高揚してきますね。曲にあわせて身体を動かしてしまいそうになります。
映画をご覧になった方も多いでしょうが、ポップス・アルバムとしても上出来じゃないでしょうか。ジョルジオ・モルダーが、絶好調の頃の音楽が楽しめます。
Sincerely II ~ MARIYA TAKEUCHI SONGBOOK ~
通常、シリーズでは2作目の方がグレードが下がる。
今作では、その常識をくつがえしたと思う。
このアルバムの特筆すべき点は、3つ。
1各ミュージシャンの選曲
2キーの選択
3ヴォーカリストと曲順のバランスのよさ だと思う。
個人的には、キム・カーンズ、ジュース・ニュートンの参加がうれしい。
AORどころでは、リチャード・ペイジ、クリストファー・クロス(相変わらずの美声)、ジノ・ヴァネリ、そして
トリでは、見事な演奏でのデヴィット・フォスターがしっとりとバラードでしめくくる。
予算あるいは、現在の音楽シーンの流れで、ドラマーやベーシストらは登場しない。しかし、聞いていて清清しい気持ちになれる。
素敵な歌を聴きたい方に、おすすめです。
ミュージック・オブ・ザ・ミレニアム3
名前を見ただけでも、ビッグなアーティストが勢揃い!
CMやテレビなどで耳にしている曲ばかりで、QUEENのプロレスやスポー
ツ番組でもお馴染み「WE WILL ROCK YOU」、車のCMでかかっていた
ギターがかっこいいLenny Kravitzの「Rock and Roll is dead」、缶コ
ーヒーのCMで印象的だったDEEP PURPLEの名曲「BLACK NIGHT」、
PINK FLOYDの「MONEY」、こちらもCMでお馴染みブライアン・フェリーのどこか
魅惑な雰囲気のある「DON'T STOP THE DANCE」、JOHN LENNON
のエルトン・ジョンとのジョイント「Whatever Gets You Thru The
Night」、DAVID BOWIEの「Ashes to Ashes」なんかが入っているのも嬉しい。
チャートNO.1にもなったOlivia Newton Johnの「Physical」、少しダー
クなメロディーと力強い声が素敵なEurythmicsの「Sweet Dreams」、
Supremesのスイートでキュートな「BABY LOVE」、その他大物のJimi
Hendrix、Eric Clapton、DURAN DURAN 、StingがいたPOLICE、
U2、RADIOHEAD、Rod Stewart、名曲を数々出している Billy Joel、
マドンナ、ABBA、ライオネル・リッチー、ワムの曲などが収録されています。
どの曲も聴いた事がある曲なので、すごく楽しめるアルバムです。
選曲も見事です。