愛のコリーダ 完全ノーカット版 [DVD]
久しぶりにすばらしい映画を観ました。
「阿部定事件」そのものはもとから知っていたのですが、
大島監督にかかるとやっぱりすごいなと圧倒されます。
R-18指定だから観るのをためらうかもしれないけど、
この映画にかぎってはDVDを買うべきだと思います。
でも、ショッキング映像満載なので
友人や家族で観るのは照れちゃうかもしれませんね。
パオン ディオーサ C 4ライトブラウン (1剤40、2剤40g、髪の美容液 10g) 【HTRC5.1】
「白髪染め」は、どのメーカーの商品もあまり大差は無いかな・・・・
と思っていたのですが、
松田聖子さんのCMに惹かれて(笑)
今回、初めて購入してみました。
使ってみると、
しっかりした染め上がりで、
素人が使ってもこんなにキレイに色が入るものなのかと
嬉しい驚きです。
今まで使っていた別のメーカーの商品の染め上がりに
物足りなさを感じていたので
購入してよかったと思います。
魂の叡智 日月神示:完全ガイド&ナビゲーション (超知ライブラリー)
60年も前に降ろされた神からの天啓、ここへ来て土壇場で知ることができて、本当に良かったと思っています。
読んだのは8月くらいで、現在2ヶ月ほど経っていますが、その間さまざまなことを考え、自分なりに身魂磨きに励みました。
最初は「メグリ」が出ているようなつらい思いもありましたけど、今まさに「つらくてもどこかに光見出している」状態です。
何よりも、日月神示を知る前の方が、どこにも何にもこれといった希望を見出しておらず、生きていくのがつらかったなぁ(今思えば)と思います。
加えて、著者のわかりやすい解説と深い考察、文章力は読んでいてとても面白いです。
日月神示だけでなく、シオン議定書やユダヤに関する記述など、構成も抜群でするりと頭に入ってくる読み易い本です。
現在、スピリチュアルな本やチャネリング系の本が多く出回っていますが、どれを読んでも、結局日月神示のパワーと温かみにかなうものはないように思います。
瞑想やヒーリングも効果的ではあるでしょうが、日々の生活を通して身魂を磨くことの方が、どれだけ楽しいかと実感しています。
日本人が4次元の身体を会得するのに、理論や手法は不要なんではないか、とすら思います。
ちなみに、いうまでもなく肉食はやめました。
まずはアパート一棟、買いなさい! 資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意
これもやりなさいっ!
絶対儲かる!
みたいに夢物語や成功自慢話じゃないところがいい。
この手の本だと私はこうして成功したというのは当たり前なんだけど、日々の節約や自宅購入を諦めてのローン組みなどなどとにかく庶民目線で書かれててとても親しみやすく現実的。
いざ、じゃあ投資と簡単にはいかないけどそれがこの本の特徴だと思う。
著者の温かいアドバイスをしっかり参考にして、日々良い物件と出会ったときのために貯蓄と情報収集を私もしてみたいと思います。
J.S. バッハ & レーガー: 無伴奏ヴァイオリン作品集 (Bach & Reger : Works for violin solo / Sayaka Shoji violin) (2CD) [日本語解説付輸入盤] [Import CD from France]
CDを購入して以来、ほぼ毎日聴いているが、1か月たっても飽きない。
実をいうとバッハの無伴奏に初めて出会ったのは、もう35年も前になる。私は下宿で毎日シェリングの演奏を聴いていた。そして忘れもしない、当のシェリングが来日し、この曲を演奏したのである。鈴鹿ホールに行って、聴いて、それ以来、私にとってバッハの無伴奏はシェリングだけとなったのである。
他の演奏家もいろいろ聴いてみたが、どうも物足らない。要するに、シェリングの演奏の二番煎じに聞こえてしまうのである。
だが、この演奏は、それらとは全く違っていた。最初、ソナタを聴いた時、何か違う曲を弾いているのではないかと思った。そして、楽譜を引っ張り出して、音符を追って確かにソナタであることを確認したのである。それにしても何と清々しい音の響きとリズムだろう。これほど大胆にリズムを動かしながら何の破綻も奇抜さも感じさせない。最初から、そのような曲であるかのように弾いている。
大体において、バッハのソナタ1番は暗く単調な音楽で面白みに欠ける構成である。1楽章の間延びしたリズム、2楽章のバイオリンのメカニズムを無視した重音の連続、3楽章のシシリアーノとは思えない息苦しさ。これは多分チェンバロで弾くべき曲なのだろう。
しかし、楽譜を追って、なるほどこういう解釈で弾けば、この曲の重苦しい軛から解放され、清々しい楽曲になるのだと納得がいった。
さて、レーガーである。他の方も言っておられるように、どうしてこのような曲の構成にしたのか全く不可解としか言いようがない。バランスとしては、レーガーの曲をもっと増やし、バッハはソナタだけにした方がまとまりがよかったと考える。もちろん、バッハのパルティータのできが悪いと言っているのではない。むしろ逆で、パルティータの素晴らしさは特筆に値する。だが、まずレーガーとバッハのソナタをもっと聴きたいのである。これまであまり評価されてこなかった、これら素晴らしい曲の魅力を、彼女の手によって余すところなく知りたいと熱望する。これは、おそらく彼女のファンの身勝手な要求だろう。おそらく、パルティータが入っていなければいないで、この書評でパルティータを入れろと私は書いていただろう。それほど、バッハのパルティータは妖しい魅力を秘めた曲なのである。
さて、他の方がこのCDの録音について大変評価していたが、それは私も賛成である。
しかし、音響が素晴らしく聴こえるのは録音のせいばかりではない。彼女はバイオリンの音が美しく響くように細心の注意を払って演奏を組み立てているのである。特にパルティータでは、彼女はほとんどビブラートをかけていない。要所でかすかに効果音としてビブラートをかけている他はすべてノンビブラートである。これは楽器を弾く者から言わせてもらうと驚異の演奏である。バイオリンやフルート、オーボエなどは、まず美しいビブラートを身につけなければ人前で演奏することはできない。音に華やかさを加え、曲想に変化をつけるのもビブラートの重要な役割である。同時に不確かな音程や不安定な音色をうまく隠してくれるのもビブラートである。しかし、ビブラートは音程を微妙にずらすものなので、純粋な音と比べるとどうしても音の伸びが悪く、特に数人で重奏するとビブラートの波長が重なって音を濁らせてしまう。そこで、最近は室内楽を中心にノンビブラートで演奏する例が増えてきた。音程とリズムが完璧に合いさえすれば、ノンビブラートの合奏は信じられないほど美しい響きを出すことができる。しかし、ソロ演奏においてこれを試みるというのは考えられないことで、ほとんど暴挙といっても差し支えない。公式のパーティーに女性が敢えてノーメークで出席するようなものである。
彼女のビブラートの美しさは、先に出したベートーヴェンのソナタでも証明済みである。その美しいビブラートを封印してまで、彼女は何を表現したかったのだろう。バッハの音楽の厳密な構成を純粋な音で再現することにより、全く濁りのないバッハの世界を表現したかったのかもしれない。結果として、非常にクリヤーで美しいバッハの音楽となり、先にあげたように美しい録音だとの評価を得た訳である。
注意して聴いてみれば分かることだが、彼女の音程は完璧である。長く伸ばした単音がどこまでも滑らかに、ごく自然に響いてホールの残響の中に吸い込まれていく。重音の響きが耳に優しく、特にパルティータ2番SARABANDAでは、ともすればくどくなりがちな重音をさらりと弾いて曲のもつアンニュイな雰囲気をよく保っている。ソナタ1番のFUGAでは連続する重音をそれぞれ曲想に合わせて全く異なった弾き方にすることで、まるで別の曲を弾いているような驚くべき効果をあげている。
CIACCONAについては、奏法について述べることもないだろう。この曲が、こんなにも悲しみに満ちた静かな曲想をたたえたものであったことを、私は彼女の演奏で初めて知ることができたのである。
彼女のバッハは、限りなく透明で無味無臭の水のようだが、名水のように不思議な魅力に満ちている。だから毎日聴いても飽きないし、聴くたびにますます惹きつけられるのだと思う。