グッド・ロッキン・トゥナイト~サン・レコードの栄光 [DVD]
マイナーレーベルの歴史をドキュメント化したDVDとして、企画ものとしてはありかと思います。
ただ、歴史をアーティストで辿るべくもう少し過去の所属アーティスト演奏シーンがあっても良かったと思います。
内容の大部分は、老人になったSUNレコードの創始者Sam Phillipsと創業時の仲間たちとの昔話を収録した内容で、これで2時間はちょっときついかな。
一応、見所としてPaul McCartney,Ben Folds, Mark Knopler,Robert Plant,Kid Rock,Matchbox 20らによるSUN代表曲のライブがありますので、これは貴重な映像と思います。
15年ほど前に実際にSUN Stuidoを訪ねたことがあり、今回の映像(ただし10年前の映像ですが)でも当時と変わっていないことが見れて個人的には満足ですね。
Alchemy
1983年のロンドン公演を収録したライブ・アルバム。私にとっては
初期のベスト盤ともいえる選曲で、スピード感とパワーあふれる
演奏が最高にかっこいい。
ナイス・プライスで発売されてたビデオも、涙もんです。
マーク、最近はどうしてる?
Making Movies
なんと言っても最初の二曲でしょう。
1は8分を超える大作で、マーク・ノップラーの個性的なヴォーカルと見事なギタープレイを存分に堪能することが出来ます。
そしてそれに続く2は、アコースティックギターが印象的な、ストレイツを代表する傑作バラード。
だけど実を言うと、三曲目以降も最初の二曲に劣らず聴き応え十分の曲が揃っていて、ベストアルバム持ってるからこのアルバムはいいや、なんて言う人はちょっと損するかも知れませんね。
ちなみにこのアルバムには、ブルース・スプリングスティーンとの共演でお馴染みのロイ・ビタンが全面的に参加していて、その華麗なピアノがサウンドに華を添えています。
納得のトータル38分32秒。
Dire Straits
時代的には、少し遅いのですが完全にパブロックの流れです。ノップラーはこのデビュー時、既に30歳で、世代的には'60年代後半から活動していたアーティストと同年代だったわけです。こんな泥臭い音楽が世界中で大ヒットしていたなんて、まだまだいい時代だったなと思います。売りはもちろん、彼のカントリー、リズム&ブルーズに影響を受けた、早弾きありの指弾きストラトキャスターですが、ボブディラン譲りのヴォーカルと、ソングライターとしても素晴らしいと思います。代表曲「サルタンズオブスウィング」の歌詞、ロックンロールにしか興味のない客の前で、相手にされないまま演奏を続けるジャズバンド(多分)。
パンク全盛の中で、地味なR&Bを演奏してきた自分たちのことを揶揄しているようにも聞こえて泣けます。
ベスト・オブ・ダイアー・ストレイツ&マーク・ノップラー
なんて言ったらいいか、実は最近までダイアストレイツはおろかマークノップラーも知らなかったんですよ。カントリーも好きで最近はドリーパートンばかり聞いていました。ひょんなことからチェットアトキンスを探していまして そしたら一緒に弾いている人が恐ろしくすばらしくて・・でも英語っぽくない名前で読めなかったんです。 で、いろいろ探しまくってわかったんです。
ずっと洋楽しか聴いてこなかったのにどうしてわからなかったのでしょうか?もう何十年も無駄なCDを買ってきた気がします。クラプトンもよく聞いて来ましたが多分もう聞かないでしょう。
いま、JBLのD130とクラウンのD45で聞いていますが もう完全に酔いしれています。
もう最高です。一日も長く生きて一日でも長く聞いていたいです。
マーク・ノップラーさんにも 長生きして欲しいです。
ところでyou tube のおかげです、こちらにもありがとうって言いたいです。
最後になりましたが、アマゾンさんいつもありがとう。