ハネムーン探偵は7(セブン)カードで (集英社文庫―コバルトシリーズ)
少女物の王道を行く作品で、主人公の女子高生は超モテモテです。主人公にアタックしている男性人はみんないい男です。一応探偵物なんで、エリート警察官が多いですが。
この話ではさらに、ハワイの原住民の皇子と相思相愛ながら、女王にその恋を邪魔され殺されてしまった王女さまの生まれ変わりだというとこも判明しました。凄い話です。
星界の戦旗III EDテーマ「てのひらの夢」
DVD作品「星界の戦旗 III volume01」と「星界の戦旗 III volume02」のエンディングテーマです。本編が 80分弱の短い作品なので、残念ながらサントラは出ていません (おそらく使用されている曲も、紋章や戦旗の既存の曲か、またはその別テイク、別アレンジなので、発売されることもないでしょう...) ので、同DVDの唯一の音楽作品であるといえます。
作品 (映像) 自体はすでに各 DVDの評価でみなさんがされているとおりで、特にコメントはありませんが、少なくともこのエンディングテーマは「家族の食卓」というサブタイトルによく合った素敵な楽曲だと思います。郷愁を感じるような、白鳥英美子さんの豊かでやさしい歌声が、マッチしています。
メインテーマは紋章や戦旗のサントラを持っていれば必要ないので、カップリングなしで 800円前後にしてくれたらもっといいと思いましたが、そのサントラ盤がすでに廃盤になってしまっているので、貴重といえば貴重かもしれません。
もし白鳥英美子さんをこの曲ではじめて知ったという方がいらっしゃったら、ぜひ「Re-voice: 白鳥英美子ベスト」を聴いてみてください。タイアップ曲ばかりなので、聴きやすいです。彼女の魅力をさらに発見できると思います。
初恋 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)
中学の頃に小説を読んだ事があります。
数十年経ち「どんな話だったかな。。」と買ってみました。
小説読むより、漫画の方が俄然わかり易いですね。
小説で読んでも漫画で読んでも美しい話でした。
季刊 真夜中 No.7 2009 Early Winter 特集:おとなのための子ども事典
季刊のちょっと変わった文芸誌の最新刊。
特集は「おとなのための子ども事典」ということでだが、あまり子どもに関心のない自分は興味を持てなかった。
ということで子ども好きにオススメ。
面白かったのは高山なおみの自伝的エッセイ。この人の文章は結構好き。今回はスイカのぬか漬けの話。
魔法のプリンセス ミンキーモモ Blu-ray Disc BOX 1
『魔法使いサリー』(1966年12月〜1968年12月)から続いた東映アニメーション制作の魔女っ子アニメが『魔法少女ララベル』(1980年2月〜1981年2月)の終了とともに“冬”の時期を迎えます。
そこに魔女っ子アニメにとっては革命的な作品が1981年3月に登場します。それがこの作品だったのです。
12歳の主人公モモが、18歳のプロフェッショナルウーマンに変身すること。変身時に全裸になること。現実の地上(地球)では使える魔法に制限があること。女の子とメカ(乗り物ののグルメポッポ、第31話のみに登場する合体ロボのミンキナーサ)の組み合わせ。男子をトリコ(?)にするパンチラカット。そして、衝撃的な・・・。こうした従来の東映魔女っ子アニメ(女の子とメカでいえば『ミラクル少女リミットちゃん』(1973〜74年)があるが、主人公である西山リミットはサイボーグで、魔法は使わない)には無かった斬新な設定が盛り込まれ、今日までの魔法少女アニメ、更には美少女アニメに連綿とその流れが受け継がれています。
パロディあり、感動あり、涙ありとストーリー展開も様々で、現代魔法少女・美少女アニメの原点がこの作品だといっても過言ではありません。
日本だけではなく、韓国・台湾・フランス・イタリア・スペイン・メキシコ等様々な国・地域でも放映され、現在でも根強い人気があります。韓国では、モモは『ミンキー』と呼ばれており、短期に様々な仕事(アルバイト)に就き、収入を得る人のことを『ミンキー族』という新語が生まれるほどです。