勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1
サブカルジェッターで2回に渡ってKKKの歩みを特集してましたね。
第一回視察は月刊アスキー宮崎さんの企画で気仙沼。気仙沼ちゃんにあいに行ったこと。
とおもったらいきなり次号休刊。
その後、長い冬の時代、豪邸拝見と名前を偽っての雌伏時代を経て、女性自身連載、
そしてついにテレビ化、そして全都道府県制覇・・
継続は力なり、キープオンロケンロール、MJのまたひとつ大きな歩みをわれわれはただ仰ぎ見るのみです。DS、(どうかしてる)と。
感触
東てる美のセカンドアルバム。1曲目「闇に白き獣たちの感触のテーマ」のあまりにも淡白すぎるというか脱力するぐらい肩の力の抜けたヴォーカルが空気のように軽いが、一聴忘れがたい心地良さで、癒し系といってもいい。
楽曲はバラエティに富んでいるが、基本はあくまで優しいウィスパーヴォイスを貫きながら、「リミット」「暗い旅」「ふられおんな」などでは歌手としての豊かな表現力を感じさせる。もちろん、さりげなく確かな歌唱力も披露している。良質な大人の歌謡曲である。
セルフプロデュースということで、全編に彼女の人柄が滲み出るようなそんな不思議な作品それでいて、良質な大人の歌謡曲である。ファーストアルバムのCD化も是非!
見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫)
既刊のシリーズに比べると随分落ち着いた見仏ぶりで、お寺に関わる人達に対するマナーに配慮がなされているように感じられました。
仏像そのものに対しても初期の頃のような大ハシャギしながら見仏している姿はあまりなく、主観的な表現も控えめです。
独自視点の鋭さには相変わらず感心させられるのですが、なぜか淡々と見仏している印象です。
既刊シリーズのような、いとうせいこう氏の仏像に対する感情むき出しで暴走気味のアツい文章は控えめで、みうらじゅん氏との紀行文に比重が置かれています。
みうらじゅん氏のイラストは相変わらず炸裂しているので、全体のバランスがとれ、まとまっています。
有名なお寺もたくさん紹介されていましたが、「見仏記」を読むと改めて「仏像を見に行きたい」という気にさせられる筆力と画力は健在。
勿論、両氏の「珍道中ブリ」も相変わらずなので、実際にお寺に行けなくても紀行文として十分に楽しめる内容です。
そういう意味でも最良のガイドブック、まさにゴールデンガイドです。
昼のセント酒
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
どうして日の高いうちに入る風呂は心地よく、なおかつわけのわからぬ優越感と高揚感を与えるのか。
昼のセント酒を読み、改めてそう思った。
久住氏が昼間っから銭湯で汗を流し、そして帰りは酒場でちょいと一杯ひっかけるエッセイなのだが、さすがは久住氏。緻密な描写ながらも、こういった趣向のエッセイにありがちな能書きやねっとり感がない。俯瞰の視点に七味をぱらりと振り掛けるがごとく主観をほどよくちりばめていて、それがさらりと読みやすく、かつ未体験の者には想像力を、その場所を訪れたものには共感をもたらしてくれる。
そして、第三話「生まれ育った街、三鷹」の銭湯の客の描写ではその俯瞰と主観のバランス感覚がおおいに発揮されていて、思わずくすり。
本を読み終え、まずしたことは地元の銭湯探しと銭湯近辺のいい飲み屋探しであった。
すっかり影響されてしまった。恐るべし、久住昌之。
DTF [童貞編] [DVD]
インターネットラジオBARKSの人気番組のDVD化。
暴走気味の「少年」みうらじゅんの勘違い気味の青春フォーク絵巻に対し、
葬儀委員長候補生山田五郎と進行役のMJチルドレン、モリタタダシが的確かつ感涙もののつっこみを上下巻あわせて40時間以上いれつづける。
特に童貞篇はボーナストラックが180分とボーナス聴くだけでだけで半日つぶれるハードルの高さ。
ちなみに私は全38回の放送分をiPODにすべていれて毎夜聞き続けてほぼ一ヶ月。
聞き終えたら再び最初からリスタート。
聞き直すたびに新しい発見があり、あらたな感動があります。
お勧めは
MJの大失恋組曲のはいった「ポカポカJUN's BIBLE」
オヤジと童貞の交錯する「今はもう拓郎に負けてへん」(以上童貞篇収録)
ちょっとエッチなナナちゃんとの恋物語「tokyo ogikubo apartment blues」
日産デザイナー池山悦朗氏との不思議ユニット「野球」特集(非童貞篇収録)
最終回の山田五郎ショーも必聴デス(五郎さんギターうまい!!)。