ミハイル・バリシニコフの「ドン・キホーテ」 [DVD]
十数年前、テレビ放送したものをビデオに録画して、散々見たのがこのバリシニコフのドンキでした。
バジルよりエスパーダの方が背も高いしかっこいいと思ったり(苦笑)、キトリとバジルのラブシーンとか、バジルの狂言自殺のシーンとか、みんなのステップを真似る愛らしいサンチョなど、まだ小学校低学年だったにもかかわらずとても楽しめました。
大人になった今、改めて見直しても、衣装、舞台装置、役の解釈の仕方、DVDとわかっていても観客にまじってブラボーコールをつい送りそうになるくらいのダンサーたちの踊りの素晴らしさ、(細かいところを見てしまえば、以外とコールドが揃ってないとか、シンシア・ハーヴェイはキープ力がいまいちとか、キトリのバリエーションの時パッセもっと高くして欲しいとか…etc.ありますが)別のドンキを見ては、なんだかんだ言ってもやはりこれが一番、と思ってしまいます。
このドンキがDVD化されて本当に嬉しいです。
本当に、年齢を選ばず、バレエに知識がある人もそうでない人にも、是非お薦めな作品です。
ドン・キホーテ〈前篇2〉 (岩波文庫)
世界最高の文学という評価も
ありますが、難解なわけではなくなんとも愉快な小説です。
いままでいい翻訳がなかったためかあんまり馴染みのない
作品のようですが、この岩波版は読みやすく、挿絵も素敵です。
何よりも翻訳者の功績でしょう。
注釈もくどすぎず、滑らかに読み進めます。
つまらない(と私には思われる)エピソードも所々にありますが、
全体として色んな小説手法が使われていて楽しめます。
ドン・キホーテ [DVD]
バレエファンにはもちろんおススメですが「ダンスやミュージカルは好きでもバレエは・・」という人でもこの作品はきっと楽しめるはず!
スピーディな踊りが多いので、どのシーンも見ごたえ十分。
次々と繰り広げられるダンサー達の高度なテクニックが堪能できます。
そして、熊川さんのバジルはまさに圧巻!すばらしく高いジャンプ、
切れのある回転。全てスゴイです。長年、踊り込んでいるだけあって
さすがの迫力!主役のオーラを感じます。
キトリやエスパーダ、メルセデスなど他のダンサーもとてもいいです。
個人的にはメルセデスがよかった。
サンチョ・パンサが大きなおなかで軽やかにコミカルに踊る姿はカワイイ。
熊川さんも、ヒゲを剃るラストや狂言自殺のシーンなど、
コミカルな一面も観られます。
バレエの定番とも言える「王子や姫」が主役ではないので、作品自体が親しみやすいし、美術、衣装もこだわっているので、とてもきれいで楽しめます。
小澤征爾75th Anniversary ブルーレイBOX [Blu-ray]
とにかく、収録内容が豊富で、余すところなく小澤征爾の魅力を伝えようとする編集意欲が溢れているのに、圧倒されます。
どの曲をとっても、小澤らしい指揮振りであり、小澤とは、こんなに身近な人だったのかと改めて親しみを覚える人柄であることを認識できる機会になります。
納められている中で、最も興味深く感じたのは、小澤がロストローヴィッチと親しい間柄であったことを知ることが出来たことです。ロストローヴィッチの温和ながら音楽へのひたむきさと厳しさを示す内容も含まれています。伴奏の小澤を介しての彼とN響楽員とのやりとりは、大変興味深く視聴できました。そのようなレハーサルのあとに演奏される本番の「ドンキホーテ」も、ロストローヴィッチのアイデアを生かして制作されています。
余すところなく、小澤の人となりと音楽の魅力を一個のBOXに納めてあると言いうると思います。ブラームスの2番にしろ、ショスタコーヴィッチの5番にしろ、ベートーヴェンの7番、あるいはマーラーの9番にしても、彼がこんなにも音楽に真摯に立ち向かっていたのかを知ることが出来るディスク集です。ヤナーチェクの歌劇もまた面白く試聴しました。特典ディスクも、興味深く拝見しました。
このBOXは、内容豊富で、小澤を知るに適切に色々と収録されている音楽ファン垂涎のディスク集であると思います。
ロックスターエナジードリンク 410ml(24本入)
値段が安くて、大容量、で味も「なんだか元気出るなぁ」みたいな感じでお勧めです、一度お試しあれ
大容量の裏返しになりますが、女性には量が多いかも知れませんね