千鳥足のオーパーツベンちゃんのびっくりムービーリスト
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仁義なき戦い [DVD]
この映画を母と観た時、母は思わず目を背けてしまいました。オープニングのシーンが余りにもリアルで、昔の戦後間もない頃の東京(映画では関西ですが)を思い出さずにいられなかったのです。しかしその世代とは全くかけ離れた自分にとっては、この映画は歴史的な観点だけではなく、その映像表現にしても一時も目をはなせない、息を呑む映像体験でした。徹底して手持ちのカメラでリアリティを追求し、その撮影に応えるような熱の入った俳優達の演技.....昨今の日本映画にはない迫力です。
私花集〈アンソロジイ〉
さだまさしのアルバムは、帰去来~私花集~夢供養あたりがベストですね。なかでも、乾いたストリングスの響きが堪能できるこの私花集はお奨めです｡檸檬、加速度、主人公など定番がしっかり入ってますよ。秋桜もありますし。日本人ならこれを聴くべし。
helen merrill
大都会で恋を知り、恋に破れ、恋の想い出にひたる、そんな女の切ない心情を切々と訴えるような曲がならぶ。ジャズには秋の夜が似合う作品が多いが、とりわけこの一枚は晩秋から初冬にかけて冷えた躰を酒で暖めながら聴くと、一層味わい深いものになるだろう。ストリングスやビッグバンドでなく、スモールコンボによるきめ細かな伴奏も成功の大きな要因といえる。サラ・ヴォーンのアルバム同様、ここでもクリフォード・ブラウンのサポートが見事だ。ただ、ヘレン・メリルはこのデビュー作でいきなり頂点を極めてしまったので、その後の足枷になってしまったのでないかという懸念があるが、彼女の心境はどんなものだったのだろう…。
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