冬のシンフォニー(通常盤)
全編、ゴージャスかつロマンティックなアルバム。
サラブライトマンの美しい声の響き、透明感が十二分に堪能できます。
クリスマスアルバムとしては、
ポピュラーな選曲も好感がもてます。
最初から最後まで通しで聞いて、
変なストレスのない、
最近のクリスマスアルバムとしては傑作じゃないでしょうか。
サラブライトマンの美声は、多少癖のある(何と言っていいかわかりませんが)「気になる」声です。
まだサラブライトマンを体験していてない方はぜひお試しください。
癖になると思います。
お勧めは、
1.ARRIVAL、2. COLDER THAN WINTER、4.SILENT NIGHT、10. AMAZING GRACEと言ったところ。
どれも耳に馴染みのある曲ばかりで親しめます。
小さな恋のメロディ ― オリジナル・サウンドトラック
この映画の魅力は、ビージーズの音楽なくしては語れないだろう。初恋のキュンと切ない思いを、これほどまでに見事に表現した音楽があるだろうか。映画の名シーンに思いをはせながら聴くも良し、朝食のBGMとして流すも良し、ドライブのおともにも良し。生活のあらゆる場面をさわやかに彩ってくれる名盤だ。
若葉のころ (凜一シリーズ) (集英社文庫)
『白昼堂々』『碧空』『彼等』・・・っと続いてきて、この本が完結編です。最後でこうくるか!っとばかりに、かなりの進展(?)があったと思います。特に、3年ぶりに帰国した有沢や傷が癒えていない正午など、1人1人の気持ちなどがすごく伝わってきて、とても切なかったです。あとは、季節などの表現がとてもきれいで読んでいて自分も、その場所にいるようなかんじがしました。(笑)完結編・・っということで、どんな終わり方なのか気になっていたのですが、私的にはもう少し続きがあって欲しかったです。
このシリーズは、とても奥が深いので初めから読んでいく事をおすすめします。
青の時代 DVD-BOX
学生時代に見ていましたが、傑作でした。なにより、ストーリーが本当に面白い。不良少年がまず、疑いを晴らされるところから始まり、更正生活、そして重要人物の裏の人格のたくらみ、話の展開が速いのがよかったです。オリガのポーリュシカポーレも、切なさを滲み出してたので、この絡み合いも絶妙。
そして、上川隆也さんの演技力が神です。雰囲気までも、出してしまうのは本当にすごい。気になってる方は、見てみてください。オススメです。
いけないいもうと (MDコミックスNEO 25)
★4の上ギリ。
旧PNくどうひさしの改名後初な、著者の成コミ7冊目(通算8冊目)。
巻頭カラー4頁含む、早漏な兄と遅漏な妹のどーしよーもないラブソング。
カラー4頁含む、お互いを見つめ合ってた兄妹の想いがひとつになるとき。
意識しすぎてスレチガイ気味になってた兄妹の想いがひとつになるとき。
カラー8頁含む、何の変哲もない恋人期のはじまり。
妹の下着でオナってた兄と、二人の妹の興味津々。
久々ご一緒お風呂ではじまる兄妹のえっちな時間。
気の利く友人のおかげで棚牡丹えっちな女生徒の嬉し恥ずかし。
8頁ショートのラブドラマ。
擬人化されたTVの8頁ショートなオバカ系。
妹は実はオッパイ星人だったというオバカ系。
くノ一的取り調べ術な12頁ショートのオバカ系。
超久々に著者のどーしよーもなさが全開になる、10頁ショートな大バカ系。
以上、タイトル割愛御免。
ほか、後描き4コマ有り。
メディアックス移籍で改名したけど作風は変わらず。
『激ヤバ』掲載作+アンソロ掲載作+『ドルフィン』の残り物の組み合わせ。
妹モノは12編中6編ですのでご用心。
今回ショートが4編で、特に巻末作品は、大バカなアイデアと暴走ノリが素晴らしかっただけに巻末作はせめて16ページ欲しかったですね。
純愛系と欲望系とオバカ風味で三分割。
無論、エロ作画はいつも通り。二人の想いが奏でる体温のあるえっちを、全身の緊張感と表情で魅せる手法が素晴らしく、濃い口まではいかなくても決して薄味ではありませんが、ハードコアとしてはかなりソフトな部類です。
ヒネリも何もない純愛空間をひたすら素朴に描いた『ボクパイ』『若葉のころ』が個人的には最愛。
『超絶超人!!アクメちゃん』『いけないいもうと』『いもうとマニア道』もベタ惚れ。
今回は強力な暴走系がわずか1編だけど、ファンなら絶対にゲットしなさい、なキュンキュンに充ちた一冊。