ロスト・イン・トランスレーション
iTunes Storeの"今週のシングル"で紹介されてたユーミンの"A HAPPY NEW YEAR"のカバーで知りました!
ベイ・シューの凛とした歌声を、ピアノ・トリオの奏でる美しいサウンドが更に引き立ててます。
聴いてるだけで、とても癒される、リラックスできるサウンド。
ジャズって、こんなに素敵な音楽だったんですね。
Lost in Translation
ソフィア・コッポラの監督第2作「ロスト・イン・トランスレーション」のサントラ。前作「ヴァージン・スーサイズ」同様、女性の視点で進行する繊細な物語と、どこかはかなげできれいな映像が魅力的な映画だが、サントラも見事な出来ばえで、彼女の映画作りにおける全てに行き届いた思慮深さとセンスの良さにはいつも驚かされる。
東京を舞台に、ひとりの若き女性の孤独とつかの間の恋を描くとあって、テクノ系のインストが大半を占めるが、それらがネオンきらめくコンクリートジャングルの夜の雰囲気によくマッチしている。SQUAREPUSHERやDEATH IN VEGASら大物の楽曲提供が豪華。そして何よりの話題は、MY BLOODY VALENTINEのフロントマン・Kevin Shieldsの新曲が収められていることだろう。新境地を見せるインスト3曲に、優しくゆがんだギタープレイ健在の「歌もの」1曲・"City Girl"というラインナップは、ここ10年来、表舞台から姿を消していたひとりの天才ミュージシャンの堂々のカムバックを高らかに告げるものである。
主人公がタクシーから流れてゆく東京の街の景色を眺める時に流れる、MY BLOODY VALENTINE/"Sometimes"や、ラストの別れのシーンで使われるTHE JESUS & MARY CHAIN/"Just Like Honey"など、一組の男女の短い逢瀬を通して心に響いてくる、出会いと別れの切なさを象徴するかのような名曲の数々は、人間関係における、泣きたくなるほど美しいものを、おぼろげながらも聴くものに垣間見せてくれる。
somewhere <初回限定仕様> [DVD]
淡い水彩画のような娘との時間。なにか空虚な俳優としての時間。狭間に立たされたジョニーの物思いな表情…セリフで語るのではない空気感が、リアリティーを生んでいる。これは、誰にでも訪れる分かれ道の選択…いや新たな自分に踏み出す物語。映像がフィルムならではの淡々しさを醸し出していて優しい…音楽も相変わらずいい。是非とも娘を持つ父親に観てほしい(笑)かけがえのない娘との素敵な時間は、儚く過ぎていきますか…
somewhere Blu-ray <初回限定仕様>
フェラーリ、サングラスペルソール、ビンテージ501など、ファッションは、おさえてて、生活感の退屈感など、かなり現代人ですね、女の子の子供だから、この作品になったと思いますが、男の子だと、またニュアンスが変わりマイアミバイスのソニーと同じになりそう、 私と、ほとんど同じ生活ぶりに、びっくりと共感しました。 この作品で、自分が見つめ直せました。
Lost in Translation
アルバムとして純粋に優れた一枚。
独特のサウンドが、聞き手の目的に合わせて心に作用してくる。
落ち着きたい時に聞けば癒やしになるし、気力を出したい時に聞けば、気分がハイになる。
非現実の様な、懐かしくなるような、切なくなるような
様々な感情が、脳の奥底から目を覚まして蘇り、音楽と共に全身の毛細血管に響き渡る、まさに感情の走馬灯の様なアルバムです。
購入してから数年経ちますが、一向に聞き飽きません。
個人的には、モーツァルトとかと同質の音楽だと思います。
何言ってんだ?コイツ?と思われたかもしれませんが、
是非聴いてみて下さい。