AndroidSDK開発のレシピ―104個のレシピで学ぶAndroidアプリ開発の極意
作りながら基本がみにつくので初心者にはいいと思います。
ただ、基礎をみにつける為には基本の本をもう一冊購入したほうがいいかも。
Android Hacks ―プロが教えるテクニック & ツール
ハックと呼べるレベルの内容ではなく、各機能の入門編の集合体とのイメージ。
正直ちょっと期待はずれでしたが、辞書としては役に立ちます。
初めて触る機能に関して本書にて必要な機能の基本を抑え、API documentを読むとおおよその機能は開発できるのではないでしょうか?
The Definitive Guide to SQLite (Expert's Voice in Open Source)
iOSでSQLiteを使用する上での知識を得るために購入しました。
率直なところ、iOSについての記述は浅く、しかもXcodeのバージョンが
古かったため、思ったほどの情報を得ることはできませんでした。C言語以外に
ついての記述が浅く、もう少し掘り下げてあると良かったです。おそらく
C言語ユーザの視点からすると星4つになると思います(C言語に関する
部分はやや流し読みしたので断定はできませんが)。
ただ、SQLiteの仕組み、フリーかつ単一ファイルのデータベースにも
関わらず、非常に高機能であることは理解できました。SQLiteについては
日本語の書籍がほとんどなく、SQLite単体での仕様理解をするには
悪くない書籍だと思います。
掲載されているSQLのサンプルはSQLを使った開発経験が2年くらいあれば、
簡単に理解することが可能です。
SQLite入門 第2版
コマンドがサンプルのデータを使って記述してあるので、実際にSQLiteコマンドを
実行して確認できます。SQLコマンドについても書いてあるのでこの一冊である程度の
理解ができます。文字に小さい目のFontを使っているのがちょっと気になりますが、
入門書としてはいいのではないでしょうか。
iPhoneアプリ×Webサイト開発入門 Objective-C/iPhoneSDK、 HTML/CSS/JavaScriptによる最適プログラミング
取り扱い内容がとても幅広く、既存のサイトをiPhone向けにするものから、
HTML5のCanvasやWebDatabase、Web画面をiPhone風にするライブラのiUI、Dashcodeによるマッシュアップ、
以下ネイティブアプリ用:objective-c、Xcode、InterfaceBuilder、SQLiteアクセス、CoreData、Quartz2D、Core Animation、OpenGL etc。。。
と、個別には内容は浅いものの、よくもこんなにまとめたなと関心してしまう。
広く浅く、手っ取り早くiPhone上の技術を網羅的に確認するには最適の本。
もし、
*iPhone対応のWebサイトを作るだけなら
→HTML5+CSS3で作る 魅せるiPhoneサイト iPhone/iPad/iPod touch対応
という本を
*WebアプリをネイティブアプリみたいにしてAppStoreに登録したいなら
→iPhoneアプリケーション開発ガイド ―HTML+CSS+JavaScript による開発手法
という本を
*HTML5を駆使したWebアプリを作りたいなら
→スマートフォンのためのHTML5アプリケーション開発ガイド―iPhone/iPad/Android対応
という本を選ぶ事になると思われる。
以下は、自分のための比較まとめです。参考になれば。。。
→Phoneアプリ×Webサイト開発入門(本書)
WebDatabase、iUI、Canvas
→iPhoneアプリケーション開発ガイド(HTML+CSS+JavaScript による開発手法)
WebStorage、JQTouch、PhoneGap、ApplicationCache
→スマートフォンのためのHTML5アプリケーション開発ガイド
WebStorage、WebDatabase、File API、ApplicationCache、Canvas