セックスと嘘とビデオテープ スペシャル・エディション [DVD]
「セックス」・「嘘」・「ビデオテープ」という3つのキーワードを
無理なく融合させたストーリーが印象的な作品であります。
まさに「三題噺映画」の傑作と言えるでしょう。
セックスと嘘とビデオテープ [DVD]
日本語字幕では十分に伝わってこないけど、英語では「最近、夫とのセックスが減っているんだけど、私(妻)がセックスを嫌だと感じる前から減ってきているの。」って言ってます。夫が浮気をしているのは妻が拒否しているからだ、とは言い切れないなーと思います。
セックスと嘘とビデオテープ [Blu-ray]
購入して全編通して見たので、レビューを全編書き換える。
好きな映画なので評価は変えない。
改めて鑑賞して、初めて観るような感覚に襲われた。いい映画は何度見ても、初めて見るような新鮮さがあるものだ。
この映画、サイコ・セラピーとビデオという普通でない小道具を用いて一見、思わせぶりの映画を装っているが、実はごく単純な、心に傷を持った男女2人の一種のボーイ・ミーツ・ガールもの。結構笑えるシーンも多いことが再見して発見できたので、もう今となってはラブ・コメのジャンルに入れてもいいかも知れない。
で本ブルー・レイ盤。ハイデフなので当然だが、通常DVDと比べて画質の精細感、色数はぐっと増した。ただし、この作品、通常DVDの方がインディーズっぽい雰囲気があったので、そっちの方が雰囲気的には良かったような気がしてきた。
精細にしたところで正に精彩を欠くのだ。
セックスと嘘とビデオテープ [DVD]
彫刻の顔、ジェームズ・スペイダーが出ます。
エロティックを演じるなら彼です。
アンディ・マクダウェルも渋いストーリーにはよく出ます。大抵欲求不満の自意識過剰な女の役ですね。
ストーリーはなかなか覚え易い、単純明快な流れです。
セックスレスの夫婦、夫は妻の妹とできている。妻は単調な生活の余り、少々精神が冒されている。
そこへ夫の旧友が夫婦の溝を表面に曝すべく、登場。
ゴタゴタ……。
ストーリーはおもしろいのに、全ての人物像を浅く浅く描いてあるので、考察できるほどのイメージが持ちきれなかった。
最近は「エリンブロコビッチ」や「オーシャンズ 11,12」とか、エンターテイメイト色が強い作品を撮る監督の処女作(?だったかな?)。
こっちの路線で行って欲しかったな…