ため息の時間 (新潮文庫)
文字通りため息のでるような男と女のすれちがい短編集です。
どうして男と女はこんなに分かり合えないのか。
それぞれの短編を通していろんな恋愛の形、すれちがいの形が出てきます。
でも個人的には、やっぱり男が女の気持ちを分からなさすぎるんだと思うんですよね。
男の私がこんなこと書くのもアレですが、うんざりするような男にうんざりしている女性ってたくさんいるんだろうなあと思うわけです。
でも、それが分かっていても恋愛をせずにはいられない。
どんなダメな男でもどんな冷酷な女でも、性懲りもなく惹かれ合ってしまう。
でも唯川さんはそんな彼ら彼女らの恋愛を、優しく愛おしく描いてくれています。
女性の恋愛小説家の懐の深さを感じる一冊ですね。
ぜひたくさんの男性にも読んでもらいたいです。
ため息の時間 (新潮文庫) 関連情報
永遠の途中 (光文社文庫)
同期入社という同じスタートだった2人の女性が
結婚で少し違った人生になっていくことから始まります。
その都度自分にとって一番いいと思うことを選択してきたはずなのに
うまくいったりいかなかったりしてしまう。
そしてお互いを少し羨ましく思い、かつ相手に対して優越感も・・・。
これって、多かれ少なかれ感じたことがある人は多いでしょう。
それでも最後に振り返ったときの言葉がとても良かったです。
自分を信じてあげられれば、本当に素敵な人生になるかもしれない。
唯川さんの作品はよく読んでいますが、一番よかったです。
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建築家の原点―大谷幸夫 建築は誰のために (建築家会館の本)
大谷幸夫は叔父なのです、日ごろは知らなかった部分が、お陰でわかりました、そうゆう意味で貴重な本でした。
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TVアニメ 人類は衰退しました オリジナルサウンドトラック
フルバージョンのアニソンは嫌いだしOPとEDの両方が収録されているのでコチラを買った。故に劇中サントラはオマケ程度と考えていたのだが、やはりよいアニメの音楽はよいものだ。 ただ、CDの製作元がどの程度真剣だったかについては疑問が残る。ブックレットが入る部分には二つ折りのカードが入っているだけで既に「ブック」ではない。作曲者のコメントなりライナーノーツなりが入っていてもよさそうなものだが…。
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Couplet
歌の実力は言うまでもなし。大ヒット作品ではないもののキッチリ聴かせてくれます。
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