屋敷九段応援歌


三浦久 最新動画

頼まれもしないのに勝手に応援歌を作りました。マイナビ「超攻撃矢倉 屋敷流二枚銀戦法」発売記念。升田幸三賞および名人獲得を祈念して ...

三浦久 ランキング!

三浦久 相続の税金と対策 これだけ知っていれば安心です

平成27年から大幅増税になったことや素人にも分かりやすく説明してあります。是非お勧めです。 相続の税金と対策 これだけ知っていれば安心です 関連情報

三浦久 新しい風~若き日の依田勉三~ [DVD]

私の町で依田勉三が生まれ、ロケした関係から映画を2度見ました。
映画は暗い画面が多く、期待はずれでしたが、DVDは明るい部屋で見るためか説得力があって良かったと思います。
欲を言えば、開拓へ行くまでの説明が不足しています。福沢諭吉やケプロンの言葉、勉三が虚弱体質にもかかわらず十勝の開拓を目指した説明があれば感動が倍加されたと思います。
でも草分けとしての苦難が表現されていたと思います。 新しい風~若き日の依田勉三~ [DVD] 関連情報

三浦久 Wrecking Ball

 スプりングスティーンは、私の大事なアーティストの一人です。初期のころから聞き始め、途中、低迷期もずっと追い続けてきました。が、ここ数年のアルバムは、そんな私でも少しきついものがありました。

 例えば、「ピート・シーガー・セッション」では、力強いボーカルに確かに心を揺さぶられたこともありました。また、前作「ランド・オブ・ドリームス」はタイトルからして、やはりブルースらしいメッセージ色の強いものでした。が、前者は、いわば「アメリカ国民」のために立ち上がったメッセージ・フォークの企画モノであり、後者は、音楽というにはあまりにもに政治色が強いものでした。これなら、「アメリカ国民」のためにメッセージを書いた本を出した方がいいのではとも思うようなものでした。そして、もっと言えば「アメリカ国民」というのが何なのかブルース自身にも何だかよく分かっていないんじゃないか、そんな、いわば、空想上の相手に対してスーパースターが作り、歌った「国歌」みたいな歌、アルバムのように聞こえたのです。

 そんなこともあり、今回のアルバムもあまり期待していませんでした。が、それは、私の大きな間違いでした。今回のアルバムは、彼のアルバムの中でも1、2を争う素晴らしいアルバムです。彼が本当に音楽を、歌を歌いたくなったということなのだと思います。  

 このアルバムでのブルースの歌は、自身の友人を亡くし、悲嘆し何とか立ち直ろうと必死にもがいている何とも小さい、か弱い一人の人間の歌でしかありません。でも、だからこそ、私のような小さい人間にも非常に切実に迫ってきます。やっと、ここにきて彼は、「アメリカの国民」のために歌うのではなく、自分自身のために歌うことをとり戻したようです。自分を取り巻く不条理に対して非常に直截な感じで歌っています。自身が歌いたいから、歌わないとつぶされてしまうから、歌っているというように聞こえます。ロイ・オービソンのように歌うそのキラキラしたボーカルは、彼のキャリア中最高のものと言っても、決して過言ではないと思います。

 タイトルの「レッキング・ボール」は、これまでもライブで聴けた曲ですが、ここに収められているスタジオテイクは、ライブどころではないくらい凄まじい仕上がりです。また、Eストリートバンドとのテーマ曲ともいえる「ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームス」は、やはりライブで有名な曲ですが、ここに収録のものは、もはや、別な曲かと思われるぐらいの一体感が伝わってきます。その他の曲もここ数年の憂さを一気に払ってくれるような輝く仕上がりです。プロテスト・ソングが中心ですが、前作のような大金持ちが説教するようなものではなく、自分自身に話しかけているような歌いっぷりですごく説得力のあるパフォーマンスです。

 私が買ったこのスペシャルエディションは、例の一回り大きな紙ジャケ風のものです。殴り書きのタイトルもかっこいい秀逸なジャケです。ブックレットも良しです。ボートラも入っています(おまけとは言えないデキです!)。このエディションならお安い外盤で十分ではと思います。

 クラレンスがいないのは寂しいけれど、ここを機にブルースが再びボスであり続けることを心から望みます。私にとって本当に大切なアーティストの一人です。

 

  Wrecking Ball 関連情報




Loading...


ここを友達に教える