十津川警部 トリアージ 生死を分けた石見銀山 (講談社文庫)
世界遺産の石見銀山と,
救命の優先順位をつけるトリアージの2つを題材にしている。
両方とも壮大な話題なので、やや扱いの均衡を欠くような気持ちが残った。
トリアージについて,途中でも,あと2−3度伏線だけでなく,陽な記述が欲しかった。
戦国BASARA 武将巡礼Vol.5毛利元就
内容は一般的な旅行ガイドですが、それに戦国BASARAのキャラクターについての部分を加えた一種のファンブックのような感じです。
タイトルに「武将巡礼」とついている通り、ゲームのモデルとなった人物ゆかりの地についての一冊です。
毛利元就は戦国BASARAでは冷酷な策謀家としての面を強調されたキャラクターで、本書ではゲーム中での人物関係や登場するステージの紹介もあります。
それと共に史実の毛利元就がどのような武将であったのかも記載されていますので、歴史をあまり知らない方でも楽しめるのではないでしょうか。
彼が実際に活躍した広島の中でも彼に関係の深い場所を中心としたガイドブックで、全体にカラーページ多めです。
地図や建物、店の紹介などは分かりやすくレイアウトされており、普通の旅行ガイドとしても使いやすいと思います。
同じ大きさの他のガイドブックに比べて若干値段が高めですが、キャラクター関連商品であるのを考えれば妥当なものではないかと評価し星四つとしました。
【萌え萌え2次大戦(略)デラックスタイアップ石見銀山村おこし】ベローチェ・チハにごり梅酒セット
あ見た目からイロモノ商品と見られがちですが、
TVに特集されたり、酒販流通雑誌に取り扱われたマジな商品です^^;
ターゲットを若く絞っているためかアルコール度数は10%以下と低め
そのためロックでも飲みやすいですが
アルコール苦手な人にもお勧めなのが三ツ矢サイダーとのカクテル
ほんのり甘酸っぱい飲みごごちになります。
後、さらっとしてるので食後がいいかと
鉄分が豊富で、味もサラダとかに合うので女性にもお勧めです
軽くて美味いですよホント^^;
ちなみに現在はラベルを変えて
「梅の恩返し」と言う名前で販売してます
ロックCDドラマ Yo-Jin-Bo 隠れ銀山に血煙が舞う
イベント&通販で発売されていたCDが遂に一般発売です
7月に行われた、ロック朗読劇がCD化したものですが、
CDのために新たに収録された物なので舞台とは一部異なります。
時代劇っぽい感じなのですが、ところどころに現代的な物が登場したりwキャストの今までかかわった作品の台詞もあり、
ボケ&突っ込みやコミカルな表現があったりで、思わず笑ってしまいますww
舞台で好評だった、歌も収録されていてファンにとって、とても嬉しい作品ですww
キャストによるロングフリートークもあり聞き応えたっぷりです★
「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書185) (祥伝社新書 185)
これまで世界遺産に関する新書を2冊出した著者による、世界遺産の本質を探った本。私も経験があるが、外国に行くとがっかりな世界遺産は結構ある。しょぼそうな世界遺産はなぜ世界遺産に登録されているのか??という疑問に本書は回答を示そうとしている。
登録の基準は「普遍的な価値」の有無にあるが、数値的なものではないだけに、登録はあいまいなものになっている。また、文化遺産の場合、普遍的な価値が今後残りうると見れば、シドニーのオペラハウスやブルーノ・タウトのアパートなど、出来て100年経っていないものでも、ためらわず登録する。本書では登録までの過程を、最近登録活動が行われた平泉や石見銀山を基にして詳細に説明する。事前に数年かけ、かなりの調査が行われていることを感じさせるが、それだけ長い道のりだということも言える。また、1ヶ国当たり年2件しか登録を認められない現在、国内だけで30以上登録活動をしている遺産がある。登録の見込みは薄いし、登録して観光客が急増すると、遺産が荒れるなどマイナスの影響も少なくない。にもかかわらず、専門のスタッフをつけるなど、少なくない税金も使われている問題点も著者は指摘している。
世界遺産=世界的観光地と表面的な理解がブームの要因でもあり、世界遺産を楽しむためにはより深い文化、地理や歴史などの背景を知ることが重要だと著者は語る。教科書的な感じがあったり、世界遺産の範疇で救い出すのは困難ではないかと思う、地名、言語の問題が出るのはどうかと思ったが、著者の考えはおおむね納得できた。