仮面ライダーW(ダブル) VOL.6 [DVD]
初登場時圧倒的なカッコよさを見せつけ仕事中目に付いた幼年誌の表紙を見た際の「デザイン、ダサいんじゃねぇ?」という思いを思い切り振り切ってくださった木ノ本さんの昭和臭漂うカッコイイ演技と太陽光に映えるメタリックボディのアクセル。
今回はそんなアクセルが主役の「還ってきたT」と個人的に伝説回である「唇にLを」を収録。
今回の巻に収録されている話では暗いところでもアクセルのカッコよさを存分に発揮できると言うことを見せ付けていただきました。目の発光の仕方がカッコイイです。(変身時の専用BGMもすごいカッコイイです)
個人的にオススメの「唇にLを」では前半は回の桐山さん、菅田君の2人による「Finger on the Trigger」が見所です。
さすがミュージカル経験者である桐山さんはラップもそつなくこなしておられます。
後半は・・・桐山さんの超楽しそうな演技に脱帽です。あんた・・・役者の鑑や・・・。
仮面ライダー大好きな桐山さんでなければイケメンにはやらせられない(やってもらえない)演技と探偵事務所の3人+1のコスプレが見所です。
仮面ライダーW Vol.4 [DVD]
この第4巻は「仮面ライダーW」内でも極めて重要なストーリーが含まれています。
フィリップの過去について言及される「レディオでQ」。
そして「Fの残光」では相棒というテーマが存分に語りつくされる至高のエピソードです。
言及するのが勿体ないので是非ご自分の目で思う存分堪能してください。
仮面ライダーW(ダブル) ファイナルステージ&番組キャストトークショー【DVD】
実際に東京(中野サンプラザ)で行なわれた公演を観てのレビューです。
ショーの構成は、第1部がいわゆる”仮面ライダーショー”の形式で、第2部が番組出演者のトークショーとなります。同様な公演は以前『仮面ライダー電王』でも催されてDVD化されています。
まず第1部ですが、40才すぎの親父が観ても興奮しました。音響やレーザー,スモークの演出も凝っています。詳細はあえて伏せますが、このショーのためだけに新ドーパント(敵キャラ)が
出現します。またその敵の力に対抗するために、TV番組中では不可能だったバトル演出があります。ゆえに子どもも大興奮だと思います。
第2部は主要キャスト(翔太郎,フィリップ,亜樹子,照井,冴子,若菜)は3日間の全公演で出演した様ですが、他の1,2名はゲストとして日替わりです。あえて触れますが、中野公演には
”園咲家のマス男さん”こと霧彦が出演して場を盛り上げました。他の公演日のゲストのトークも観たいので、DVDを予約しました。
『仮面ライダーW』を1年間応援された方々には、ぜひこのDVDも観てもらいたいと思います。
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 スタンダード・エディション [DVD]
テレビドラマの映画化が昨今多いですが、「スペシャルで十分でしょ」と思うのも多いのも偽らざるところだと思います。でも、本作の場合は音楽を題材にしているから、迫力の音響、そして大画面でコンサートシーンを映画館で観るだけでも意味があります。
調べたら。主人公のだめのピアノを、北京オリンピック開会式にも登場した中国の名ピアニスト、ラン・ランが演じているそうです。ラン・ラン&のだめの演奏による、えらく破天荒な解釈のトルコ行進曲は大きな見所です。
当然のことながら、そのほかにも数々のプロの手で、この作品の音楽は支えられています。千秋が常任指揮者になったパリのルー・マルレ・オーケストラの起死回生の快演となる、チャイコフスキーの「序曲1812年」。財政的に逼迫し、やる気もなくして崩壊しかけていたオケの面々が千秋のリハーサルによって、演奏家としての意地を見せて復活を遂げた熱演は本作のハイライトのひとつです。
あと、エンディング近くのBGMとして使われるマーラーの「交響曲第5番:第4楽章アダージェット」。ちょっと誉めすぎですが、この曲がこれだけ効果的に映画に使われたのは、「ベニスに死す」以来かも。その他、「悲愴(チャイコフスキー)」「ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)」「ドボルジャークのチェロ協奏曲」等々、千秋自身による多少の解説もありますし、クラッシクに疎い私でも分かる名曲がいっぱいちりばめてあります。(笑)
全体的にコメディ色が強く、上野樹里のコメディエンヌぶりは今更ながらですが、玉木宏がやっぱりカッコイイ!! TVからのファンの期待を裏切らない十分満足できる仕上がり。ヨーロッパロケによる美しい映像も、もちろん注目です。
仮面ライダーW Vol.1 [DVD]
探偵ものと仮面ライダー。
この二つの要素は一見すると水と油のように見える。
推理において人外の存在による超常現象を持ち込むのは暗黙の了解でタブーとされていた。
だがそれはあくまで推理する側が「人間」であればの話だ。
左翔太郎は一年前、何かを調べるためにある会社に潜入、そこで尊敬する人物を失い、「力」と「相棒」を得た。
そして翔太郎は大好きな街を荒す「ドーパント」と戦うことになる。
「相棒」・フィリップと共に。
新たなる十周年の始まりに、というコンセプトの下始まった新たなるライダー。
装飾を極力排除したすっきりとしたスタイル。
近年のライダーはフォームチェンジなどを行うたび何かしらの装飾がついて差別化を図るものだが、Wは「色」の組み合わせでフォームを変える。
右半身と左半身、単純だがそれぞれパワーバランスがあるため単純に色が変わるだけではない面白さが存在する。
探偵と怪物、熱血と冷静、さまざまなW要素を持ったこのドラマ。
これからの「ハーフボイルド」の活躍に期待だ。