Rocky Mountain High: Live in Japan [DVD] [Import]
輸入版なので到着まで時間がかかりましたが正月に間に合いました。
二度目の来日での在りし日のジョンに出会えました。初期から中期にかけての名曲を、あの伸びやかな歌声で聞かせてくれます。アコギ弾きには多少ものたりないカメラアングルと、生音でないジョンのギター音がペラペラで残念でした。
皇室(現、天皇皇后両陛下)が観覧のせいか、観客は礼儀正しく盛り上がりにかけますが、「MATHEW」や「Back Home Again」など、ジョンの一番良い時代の名曲が秀逸です。
30年前とは云え、永遠のカントリー・ボーイの歌はやはり最高です。
観客のお約束の花束贈呈や握手などはご愛嬌ですが、選りすぐりのジョンデンバーを映像で楽しむにはもってこいの一枚です。
Around the World Live [DVD] [Import]
ジョン・デンバーファンにとってはたまらないライブが4ライブ、1977オーストラリア、1981日本、1986イギリス、1984日本が収録されています。1981日本ライブはNHKホールで収録されて日本盤として発売されたものと同内容で、若き日の天皇皇后両陛下の姿もうつしています。時代がすこしづつ離れているので代表曲の重複は思ったほど多くありません。ファン必見の物です。
An Evening With John Denver
まず、このアルバム自体のことです。今からさかのぼること28年ほど前、15歳のときでした。高1の自分にとってこの2枚組みのLPを買うことはひとつの決断でした。(当時4000円だったかな?)しかしそれが私と彼との出会いとなりました。その後いくつかのライブアルバムが出ましたのが、しばらくの間は「ジョン・デンバー・ライブ」といえば1974年にロスアンゼルスで収録されたこのアルバムです。私はこの2枚組みを二組所有しておりました。最初のは擦り減って音が悪くなったためでした。それだけよく聴き、このアルバムによって、彼の影響を多大に受けながら私は人格形成を行ったのです。価値観・ものの考え方だけでなく、音楽でも影響を受け、このアルバムの表紙に載っているのと同じ(厳密には当然数段下のモデルでギターをその後所有しました。Annie's SongやTake Me Home, Country Roads, Rocky Mountain Highといった超有名な曲がもちろんたくさん入っていますが、私は特に最後のThis Old Guitar、Rhymes & Reasons、Matthewといったちょっと渋めの彼の人生のストーリーをあらわした曲に惹かれるし、よく口ずさみます。タイトルに「祝完全復刻」としましたのは、以前にCD化されたものはライセンスか何かの問題で、含まれ得なかったいくつかのタイトル(TodayとBoy from the Country)があり、それも晴れて入っているからです。そして、オマケというにはデラックスですが、このアルバムで初めて追加収録されたコロラド(Red Rocks)での前年のライブの6つのトラックもファンにはたまらない付加価値となりました。これはほぼ同時期のライブとのことですが、彼は恐るべき終始一貫性で同じようなことをしゃべっているということ、こちらではより12弦ギターを多用していて、ちょっと荒削りな感じ、録音も何かよりプリミティブな感じになっていて、面白いです。とにかく彼の当時のコンサートの雰囲気がよく伝わります。ファンは当然、これからという人も、ぜひここから彼の世界に入ってください!!
ベスト・オブ・ジョン・デンバー
母の青春の音楽ということで、アマゾンから贈りました。
スタジオジブリの「耳をすませば」で和訳された
「カントリーロード」はあまりに有名。
「悲しみのジェットプレーン」も、ドラマ「Glee」でとりあげられ、
再注目の曲も多い。
ちと古いのか、ITuneでヒットがない。ゆえに☆ひとつひいて4。
ベリー・ベスト・オブ・ジェームズ・ゴールウェイ
とある動画サイトで氏の演奏を聞き、その素晴らしさに感銘して購入しました。私が聞いたのは今CDにも収録されている「ダニーボーイ」の演奏でしたが、自然と北欧の冷たい風景が浮かんでくるほどの名演奏でした。
ゴールウェイ氏のフルートは、まるでフルートで歌っているようで、聞いていると心が気持ちよくなる演奏です。例えば映画「タイタニック」のテーマソングである「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」ですが、公式のサントラに入っているものとゴールウェイ氏の演奏を聞き比べてみれば、(恐らく前者で演奏されている方も相当の方なのでしょうが)この違いはもうどうしようもなくなってしまいます。
幸運にもさわりの部分を視聴できるようになっているので、是非その部分の音色の違いを聞き比べてください。
(セリーヌ・ディオン女史のCDに入っている「My heart will go on」→『ザ・ベリー・ベスト』)
(追記)このCDのジャケットになっている絵ですが、幾つかの写真と文字を組み合わせたシンプルなものですが、その色調や配置の美しさは一流の仕事です。(調べた所、どうやら普段工業デザインをしている会社が手がけたもののようです)サイトの写真よりも濃く、試聴画面で見られるものよりも薄い感じですが、実際の表紙は品のいい感じのするとても良いものです。そちらも是非一度見てみてください。