Come On Die Young
上へと突き抜けようとする音楽。
社会性のかけらも無い。そもそも世の中とか眼中に無い。
だからこそあなたと私とかそんな歌詞も無い。
シャレでイギーポップのインタビューが入ってたりするけど,,。
ライブでは完璧に突き抜けています。空間が歪み、空気が裂けるのが、聴こえる。
3年ほど前に大雪の降る夜に車に乗りながら爆音で聞いていて、図らずも泣いてしまいました。
世界から私へとなにか温かいものが訪れた。そんな感じだったのでしょうか?マグノリアのエンディングみたいな。。。
アルバムを通して聞くと、良いロードムービーを見終わったような余韻と感動が残ります。癒されます。
スチュアートは本当の意味でのギター侍です。
清濁合わせ飲む、激流と清流。
彼らのライブでは音の裂け目が、空間のゆがみが見えるように、聴こえて来ます。
茫然自失。理由のない涙が流れました。
Hardcore Will Never Die But You Will
間にライブ盤を挟みつつ、約2年半のスパンでリリースされた通産7枚目のスタジオアルバム。初聴時には「これまでで一番MOGWAIっぽくない!」作品だと感じたが、繰り返すうちにあぁやっぱりMOGWAIだと思えてしまう、その世界観はものの見事に健在。
特に"HAPPY SONGS"あたりで印象的だった感傷的な単音の鍵盤フレーズとはまた異なり、今作ではベッタリと平面的に敷かれるKeyフレーズが各所に目立つ。ときに宗教音楽のようにも、無機質なビープ音にも響くそれを下敷きに、それぞれに表層を変えたコンパクトな楽曲が並ぶ。
歪んだベース主導のドライヴ感のある楽曲や、ヴォコーダーを通したボーカル入りの曲、あるいは柔らかな昂揚と共に白光色の彼方へ昇っていく楽曲など、それぞれにフックが効かされた楽曲群。そのためか、前作以上に各トラック個別の独立した感が強く、アルバムトータルでの押し出しは弱く感じる。この辺で評価が分かれる気もするが、個人的にはアンセミックな楽曲不在の物足りなさを感じこそすれ、耳障りの良いバリエーションに富んだ轟音ナンバーの詰め合わせ、といった内容は素直に気持ちよく、悪くないと思った。
Ep + 6
モグワイはただでさえノン・アルバムトラックが多いのにCDとアナログで収録曲やジャケを変えたり、さらに各国盤で中身が違ったり、でとにかくファン泣かせでした。この「EP+6」では日本では入手がちょっと大変だったEP3枚を全曲コンパイルした好企画盤。特に2.「クリスマスソング」5.「クリスマスステップ」は聴き所。トータルタイム72分間、幸せな気分になれます。3枚のEPの録音時期も環境もバラバラだし、バンド側はこういった編集は本当はイヤなのかもなあ、とちょっと思いますがファンにはやはり便利で嬉しい1枚です。
ALL TOMORROW'S PARTIES [DVD] (BRCDVD5)
ドキュメンタリーというより一本の映画として楽しめました
映像作品として編集が秀逸だと思います
個人的にはDirtyThreeのライブ映像が一番格好良かったです
あとボアダムスが長めに収録されてるのが日本人として嬉しかった(笑)
(客として訪れているダモ鈴木の映像もあり!!)
とにかく客も出演者もみんなが楽しそう。羨ましいです