ビタントニオのおうちカフェレシピ (三才ムック vol.349)
ビタントニオのレシピ本、三冊全て持っていますが、その中で一番お気に入りの一冊になりました。
レシピは、それぞれのプレートのスタンダードレシピ、モーニングタイムレシピ、ランチタイムレシピ、ディナータイムレシピ、テイクアウトレシピ・・・と、タイトルの通り、カフェの雰囲気で構成されていて、見るだけでもワクワクしてきます♪
カフェを経営されていた著者さんが、実際にカフェでも出されていたメニューもレシピに入っているというだけあって、レシピはミックス粉に頼らず本格的なお味ですが、ミックス粉を使う場合のレシピもフォローされていたり、材料も、時には使い慣れないスパイスやハーブも出てきますが、無ければ使わなくても良いというスタンスで、その他は家庭に常備されているもので作れるレシピが多く、「おうちカフェ」というタイトルがピッタリだと思いました。
また、写真もスタイリングも、明るい雰囲気でオシャレだし、一品一品が丁寧にキレイに作られているので見ていて嬉しいです。
おうち、とタイトルについていても、家庭的とか生活感が感じられる物では無く、レシピもスタイリングも、本当にどこかのカフェで出されていても不思議じゃない、素敵な物なのに、実際に作るととても簡単で、盛り付けも真似しやすそうで、さっそく誰かを誘ってカフェごっこがしたくなりました♪
「ふんわりワッフル」を作って食べてみると、本当にふんわりで、甘さも控えめなので、味の好みにバラつきのある私の家族も、そのまま食べたり、ハチミツと一緒に食べたりして、みんなが自由に食べられる美味しいワッフルでした。
ページはプレートごとに構成されてませんが、巻末にプレートごとの目次もついているので便利です。
とってもおすすめの本なのですが、☆4つの理由は、スタンダードメニューには多少はあるのですが、工程写真が少なく、時々、文章だけでは「ん??」と思う箇所もあったので、お料理やお菓子作りが慣れないひとには難しい事があるかもしれません。
あと、これは私の勝手な希望でしたが、パンケーキプレートのレシピが、パンケーキだけで無く、ライスバーガーのバンズや、お好み焼きの様なレシピもあるかなーと思っていたのですが、パンケーキだけでしたので、ちょっぴり残念でした。
ROOKIES Blu-ray BOX
ドラマと映画は面白かったのですが、DVD-BOXに関しては表と裏に分かれ、
ジャケットも紙仕様で納得いかなかったです。
結局、DVD-BOXの購入は見送りました…
このBlu-ray BOXを購入しようか迷っていましたが、購入しました。
購入して正解でした。もちろん画像もDVDよりも綺麗ですし、
DVD-BOXは短い話数(1話、2話)でDISCの入れ替えが面倒ですが、
このBlu-ray BOXは長い話数(3話、DISC4のみ2話)で手間が省けます。
また映画「-卒業-」も収納出来るBOX仕様になっています。
値段はDVD-BOX表・裏の合計よりもこちらの方が高いですが、この仕様なら文句はないです。
損したとは思わなかったです。むしろROOKIESファンならこのBlue-ray BOXを是非購入すべきです。
なぜDVD-BOXもBlu-ray BOXと同じBOX仕様で発売しなかったのか?(映画「-卒業-」を収納出来るBOX仕様を抜きとして…)
販売メーカーに怒りすら感じます…
個人ではじめる、小さなカフェ―自分らしいカフェをつくった15人のストーリー
カフェ開業の皆様はとても個性的で、読んでいて行ってみたくなるものばかりです。本の作りもとてもそれを尊重しており、それぞれの個性を最大限に活かされたページ作りになっています。とても参考になりました。また、自分でもこんなのが作りたいという気持ちをさせていただきました。店の作り方から、メニューの作成、開業資金の詳細、コラムどれも型がありながら、まったく違うものを持っているので、面白く読ませていただきました。
ひとつだけ気になるのが、紹介ページの次にめくると、見開きで店のメニューの紹介となっていますが、いきなり紹介から別世界に入り込んで、また店の紹介に戻っていくのにはちょっと流れ的には遮断された思いがしました。全体的には大して影響はないと思いますが、最初集中するにはすぐに紹介の文章に入りたい気分でした。
ストーリーを読んで店であいたいぜひ15人の個性的な店の物語です。
「人生の成功者」になれる人―自分の夢をつかみ実現する方法
アントレプレナーという単語にZをつけてゼントレプレナーという
新語を作った「紅茶共和国」の著者たち。彼らの会社は単なる資本主義
の企業ではなく、禅などの東洋思想に基づいた理想と資本主義を
融合しているとか。西洋人のビジネスマインドに東洋思想、
論語や禅語、荘子、老子などの古典、松尾芭蕉の俳句まで出てくるから、
不思議な感覚もあるのだけれど、短絡的な積極思想本に比べると、
日本人には受け入れやすいのではないか。
訳者の文体もわかりやすく、受け入れやすい。
なんでもアメリカ至上主義に囚われている企業家たちには
開眼の本ではないかと思う。
もしかしたら、古典を研究していったら、面白いビジネスのネタが
発見できるのは?とまで思わせてくれた。
「お茶を注いでもらいたかったら、カップは空にしておかねば
ならない」と著者は最後に書いている。この言葉をみて、
中村天風氏の師の言葉を思い出したのは私だけでしょうか。
レナード現象には理由がある (ジェッツコミックス)
川原先生の作品は、まだコミックの値段が380円とかそんな時代から大好きです。独特な世界観に何度も癒されニヤリと笑ってきました。
今回の話もどれをとっても面白く、期待を裏切らない濃厚なつくりに大満足。
ただひとつ…どうしても気になったのが、同じアングル・キャラの絵の使い回し。川原先生にしては珍しく多用していて、気になりました。
あとは画風が…線がきれいすぎるというか、かちかちした印象。ほんわかした和み系の内容とちぐはぐな感じがしてしまう。
ただ内容が非常に面白いため、これから出たらまた絶対に買うんですけどね。
絵的に気になったので★四つ。
ストーリーだけなら文句なし★五つ。