コメディードラマ・ソングブック
ユニオンドラマの主題歌・挿入歌がいっぺんに聴けてとても良い内容です。音もいいし、ブックレットには、各ドラマの一話ずつのタイトルや詳細な解説があって、石立ドラマが楽しめます。
大野雄二ベスト〜コロムビア・エディション〜
仮にも『コロムビアエディション』を標榜するからにはもっとこの会社しか音源を所有していないようなマル特重要曲を優先して収録すべきではなかったか。何を今更な「ルパン3世」のテーマ(そりゃまぁ確かに重要な曲ではあろうけども)より「マグナムダンス」のオリジナルバージョンとかの方がミュージシャン大野雄二を聴くには相応しいし、劇中でも多用されたファンもそれなりに納得できるナンバーでもあったろう。「マリン・エクスプレス」、メインテーマよりも現在どういう訳かゴダイゴのシングルコレクション2でしか入手出来ないレアなトラックになっている劇中BGM「序曲」の方をこうした作曲家本人の名を冠したアルバムへ配置してファンの耳に入り易くするのが音楽配信会社の責務であると考えるがいかなものだろうか。確かに既に収録時間はほぼ限界ではあるが別に1枚で収めねばならぬという決まり事があるワケでもなかろう。2枚組でも内容さえよければファンは購入するものである。それはこのAmazonへ寄せられたいくつもの声を見れば自ずと理解できる事でもある。
カバーソング・コレクション~ひばり演歌をうたう (2CD)
カバーソング・コレクション~ひばり演歌をうたう (2CD)
もしも、「ねえ、聴いてくれる。」と、間近でマイクを持ったひばりが唄う演歌・行歌(はやりうた)の数々を聴けるとすると・・・たまらないですね。ひばりならではの、広音域・高音の伸びやファルセットや低音の響き・ひばり特有の節回しなどの、独特の歌唱を活かして、丁寧に唄いまくる39曲。ひばりの演歌・艶歌・恨歌・援歌の世界が堪能できる。TVでよく唄っていた「度胸千両」、「人生劇場」など男歌は、流石です。片や、「夫婦舟」、「大阪しぐれ」などの女歌の表現力の素晴らしさも絶賛したい。阿久 悠がひばりをイメージして作ったという「舟唄」をオリジナルと聴き比べるのも楽しい。ひばりは、艶やかに、和風のイメージ、大人の女を感じさせる歌唱で聴かせてくれる。どちらが好いかは聴き手次第でしょう。現役大物歌手たちの大ヒット曲をこんなにカバアーするなんて、<ひばり>だからできるのでしょうね。次は、カバーソング・コレクションを聴いてみようっと!