ミ・キュイ
私はこの小説の主人公若葉にあこがれてしまいます。何となくバブル世代のような話ですが、女性でこのような人になれるのはほんの一握り。いい女で、仕事もできて、そしてさらにまだ上を見ている。本当に野口社長のように見えますが・・?ほしいものを手に入れてもさらに何かを探究している女性、好きですね。
アンコール!~ヴァイオリン愛奏曲集
コンサートの終わりにアンコールでよく演奏される小品を集めたアルバムです。収録された28曲のすべてが3分から五分の短いものばかりです。アンコール曲に使われるだけあってどの曲も演奏時間は短いけれどつかみが早く印象的な作品ばかりです。勢いのある曲あり、しみじみと聴かせる曲あり、前衛的で高い技術を要する圧巻!な曲などうまく構成されており、何回聴いても飽きないです。本当にみどりさんは天才だと思います。力強い音、甘くて切ない音、はじけるような覇気のある音、様々な音の万華鏡のようです。バイオリンを習っている小学生の息子も大好きです。
「ロシア五人組」集 (世界音楽全集)
ロシアの作曲家でキュイの作品にとても興味があったのですが、
輸入物しか楽譜がなくて困っていたところ、なんと国産であって
すごい驚きました☆
キュイ全集とかあれば良いのですが。。
とりあえず満足しています!!
Cui Cui
先月、両親が結婚30周年だったので二人が付き合う前から
今に至るまでの写真を集めてスライド上映しました。
そのせいもあり、家族の写真ということで何気なく手に取ったのですが
ページをめくるごとに胸がいっぱいになり泣いていました。
普段の日常の写真なのですが、暖かな、寂しげな感情が溢れており
ここまで熱くなった写真集は初めてでしたので即行買いました。
アンコール! ヴァイオリン愛奏曲集
五嶋みどりさん、21歳の時(1992年)の録音。
コンサートや協奏曲の最後に、
ソロ・ヴァイオリニストがアンコールに応えて弾く小規模作品。
コンサートの演目や奏者の個性に合わせて、アンコールで弾く曲は種々様々。
それらが28曲も。
弾いているのはプリンストン大学内のアレキサンダーホール。
たぶん彼女がこれまでの演奏活動の中で、
実際にアンコールで奏でてきたものを集めたのではないでしょうか。
やさしく甘く美しいのは、エルガー、チャイコフスキー。
サラサーテ「序奏とタランテア」は優美な美音がここちよい前半部から一転して、
後半は彼女の早弾きと疾走するパッションが味わえる。
同じく「ハバネラ」もスペイン民謡の旋律とリズムをベースにしていて、
華麗に踊るダンサーのスカートの動きが浮かんでくる。
通して聴くというよりも、ランダム演奏させるなどして、
アンコール感覚を持ちながら聴くと、
コンサートホールの聴衆のなかのひとりのような気分になって
アルバムの幅広い音楽性がより楽しめます。