日本百名山
中高年を中心に百名山がブームです
私も山に登りますが仲間が集まるといくつ登ったかが話題になります
かわいそうなのは山です
週末には人が押し寄せます
人気の山小屋はすし詰め状態です
数年前でした
海の日に白馬岳に登山者が殺到しました
白馬山荘は1500人泊まれるのですが何と5000人が来ました
廊下から通路まで人であふれました
山小屋のスタッフは徹夜で食事を作りました
百名山はオーバーユースです
規制しないと山が壊れてしまいます
「日本百名山」の背景 ―深田久弥・二つの愛 (集英社新書)
TBSブリタニカの「百名山の人―深田久弥伝」田澤 拓也著を後に読んで、別の投稿者とまったく別の印象を持ちました。内容は同じだけれど、この本のほうがはるかに感動的な文章でつづられていて、同じ内容なのに、ここまで違うのはどうしてだろう?と不思議でなりませんでした。この本を読み出したらとまらず、1晩で読みきってしまうほどでした。涙なしには読めないです。
NHK 「日本百名山」 サウンドトラック The Mountains
私は特にチェロを使った1.山頂に吹く風、チェロとバイオリンが交じり合った23.山の見える街が好きですね。雄大さと新鮮な空気が目の前に広がる感じで、本当に気持ちが安らぎます。
朝起きてすぐにベッドの中で聞きたいアルバムです。
いい一日がイメージできそうです。
深田久弥の日本百名山 6 [DVD]
御岳を除けば全てが北アルプスの山々です。
黒部五郎岳 一度登りました。巨大なカールが有名です。山上の楽園ですね。しかしアプローチが長い。新穂高温泉から片道13時間以上歩きました。それでも素敵な山です。
黒岳 裏銀座コースからわずかにはずれています。そのため訪れる人は相当のマニアです。新穂高温泉から縦走しましたが片道12時間以上もかかりました。雲の平が眼下に見えます。
鷲羽岳 二回登りました。最初は裏銀座の縦走で二回目は黒岳の帰りによりました。黒部川の源流です。鷲が羽を広げたような美しい姿です。また登りたい山ですね。
槍岳 日本のマッターホルンと言われています。槍のようにとがった頂上はどこから見ても間違えることがありません。わたしも二回登りました。最初は西鎌尾根から二回目は東鎌尾根からです。いずれも高度差がありきつい難路でした。
穂高岳 北アルプスを代表する超人気の山です。北穂、奥穂、前穂、西穂と4つの穂高があります。最高峰の奥穂に人気が集中しています。私は涸沢から登りました。もっともポピュラーなコースです。北穂も涸沢から登りました。こちらも人気があります。前穂は上高地から直登しました。重太郎新道の登りがとてもきつかったことを思い出します。
常念岳 安曇野から見えます。通常は一の沢から登りますが私は横尾から登りました。高度差があり、きついルートです。ガイドブックでもほとんど紹介されていません。ピラミッドのような美しい姿が印象的でした。
笠が岳 新穂高温泉から登りました。笠新道を登る体力がないので小池新道をあがって鏡平経由で縦走しました。何といってもとてつもなくきつい山です。日程に余裕をもって登って下さい。槍や穂高をながめるには最高の山です。
焼岳 上高地に行く途中に現れます。ながめて美しい山ですが登る山としてはいまいちですね。西穂から縦走すると良いと思います。
乗鞍岳 九合目の畳平までバスがあります。ついにマイカーでは行けなくなりました。いつか登ろうと思うのですが実現していません。
御岳 独立峰で霊山です。飛行機の窓からも簡単にわかります。遠くから見ると猫の頭のようにも見えます。いずれ登らないといけない山ですが思案中です。
深田久弥の日本百名山 4 [DVD]
以前、10年程前、NHKにて放映されていた番組をDVD化したものです。日本全国の山々を巡った深田久弥の足跡を辿れる素晴らしい映像の数々。荘厳で雄大な大自然の景観。私は実際には山登りはしないのですが、登った気分になれるDVDです。観ているだけで、心が癒される事、請け合いです。