プレミアム~ザ・ドライヴィング・ヒッツ
テンポの軽い曲やビートの効いた曲が多いので、とても聞きやすく、気分の良くなるCDです。
個々の曲では、ほかのCDではほとんど見ない4番、逆に大変ポピュラーな6番10番11番、クイーンのカヴァーである3番、バナナラマや長山洋子がカヴァーした5番、この曲以外にも大ヒットを飛ばしてるデュランの12番などがお勧めです。
ただ、1番が・・・。
大好きな曲なんですが、このCDでは尻切れ気味に終わるのがいただけない。せっかくだからもう少しアレンジしてほしかった。なお、2001年に出たRadio Editが「Now Best Returns」に収録されてます。
Greatest
ルックス先行のプロモ(主に雑誌メディア)で本質=魅力はマスキングされた典型的なバンド。このバンドは、デビッドボウイ、ロキシーミュージック、パンクバンド、シック(黒人洗練系ディスコ)などのラインを結ぶかなりコアなバンドだった、当時の日本の女子中学生にこれがわかるわけもなく、ジャパンも同じ運命をたどる。これらの影響をポップなサウンドに消化するのに非常にたけていた。
ジャパンなんかも初期はかなりファンキーなバンドで、黒人音楽の影響が大きかった。デュランデュランは現在初期のメンバーで再結成して来日しているらしいが。
最初のプロモーション体制がいかに大切でアーチストの生殺与奪のかぎを握ることをもっとわからないと日本はアーチストマネジメントのへたな国のイメー!ジは消えない。男性のファンの多くが逃げたのは否定できない。ビジュアル重視でビジュアル=MTV=をおおいに利用したバン
ルックス以外の部分でもっと評価されるべきだったバンド。
10点中10点
トレース・オブ・デュラン・デュラン~アーティスト・レジェンド [DVD]
単なるアイドル・グループ、能無しのお人形さん、DURAN×2を好きな女はミーハーだ
当時こう言われていた件と、その件で見えていなかった彼らの才能をナレーションが説明。
前半は当時のPVに併せて、グループ創始者のニックのインタビューとともに語られています。ただ、時間軸と映像がゴチャ混ぜなので、ファン以外の方が観たら「?」と思ってしまうかも。後半からは、時間軸通りに過去が語られています。
ドキュメンタリーという事ですが、結構PVが多く流れます。
彼らの偉大な功績はPVを一作品化した事...DURAN×2を知らない方にはPVのダイジェストで知るきっかけになるのでは。
PVの繋ぎはフェイド・アウトではなく突然切れるのでビックリ・・・若かりし頃の、彼らのツアー映像も堪能出来ます。
(しかしこの映像、84年に発売されたドキュメンタリー・ビデオ 「シング・ブルー・シルバー」 の映像です)
もちろん現在の彼らのインタビュー映像もあります。ロジャーが話しているところへジョンが茶々を入れる...変わらないのね〜...と嬉しくなってしまいました。
全体的には良くまとまっています。ロンドンでのコンサート・シーンでは思わず口ずさんでしまうし。
みんな歳とったけどカッコいいし、サイモンのアクションやダンスも昔と変わらなくて、思わずニンマリ。
昔、セイヴ・ア・プレイヤーの演奏時にはライターの火を掲げていましたが、今では携帯を開き液晶画面の光を掲げる...時代は流れました。
しかし、ロンドンは携帯を開きっぱでコンサートを観ていいのか!?
星4つなのは グラビアの美少女 に不満があるからです。
何故 ザ・ショーファー のPVを使う!? いや、ザ・ショーファー は、曲もPVも大好きがから良いのだが...何故!?
過去と同じく、放送禁止なのだろうか... グラビアの美少女 に関する事は全てザ・ショーファー のPVです。
いま グラビアの美少女 を観ると、確かに時代を先取りし過ぎてますね。今ではハイレグの水着なんて普通なのに。
単なるアイドル・グループ、能無しのお人形さん と言われていたのに、あらゆる面での先駆者で在り続けるDURAN×2。現在進行形です。
ファンは懐かしさとともに彼らの素晴らしさを再認識でき、知らない方にはよく知っていただける一枚だと思います。
ドラムで参加していたスターリンをナイル・ロジャースと言ったナレーションには、TVに突っ込みいれましたよ。
NO.1!80S [DVD]
ほぼ同時発売のCD版と同じ順に収録されていますが、映画主題歌など映画本篇の映像を使用されているものは未収録となっています。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、アイリーン・キャラ、ケニー・ロギンス、ベルリン、ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ、プリンス&ザ・レボリューション、レイ・パーカーJr.、ビル・メドレー&ジェニファー・ウォーンズ、フィル・コリンズ、ブライアン・アダムスの10アーティスト
代わりにデッド・オア・アライヴ 「ユー・スピン・ミー・ラウンド」
ヨーロッパ「ファイナル・カウントダウン」ビリー・オーシャン「明日へのハイウェイ」ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック「ラヴィング・ユー」が収録されています。
個人的にはどんなに苦境に立たされようとコンピ盤や紙ジャケットの発売に首を縦に振らないピート様がDVDに収録を許可したのは快挙ではないかと思います(笑)
今と違って美しいピート様が拝めます。