たったひとつのたからもの
この本で描かれている秋雪くんは、結果的に短い人生で終わってしまうのですが、そこに至るまでの親の視線を丁寧につづった本です。与えられた命が短いと分かった時、我々はどう対応して良いのか、正直分からないのが普通だと思います。その分からないことに如何に対応しかが分かるだけでも価値があります。そして、対価を求めない愛情にこそ、共感を覚えるのだと思います。
自分の子が、まさに秋雪くんと同じ状況に置かれている今、私も惜しみない愛情を注ぎたいと思っています。
DVD「ap bank fes ’08」
素敵なDVDです。
3日間が作られていく過程や、参加するアーティストの舞台裏の顔や、リハの映像などを見ることが出来ます。
そこから見えるアーティストの素顔、素敵です。「実際はこんな人なんだ」と良い意味で、イメージを覆される方が多かったです。
また、ライブも盛りだくさんで、大満足です。
CDジャーナルムック 小田和正読本
丸ごと小田和正というムックもすごいけれども、ビジュアルからインタビュー、楽譜に至るというのがなかなかの構成だと思う。
キャリアからいってとても1冊でまとまる人物ではないけれども、この1冊はなかなかの出来なのだ。
ダイジョウブ
震災のあと目にする東北の姿は、津波の跡だったり瓦礫の山だったりと「被災地」の顔が多かったけれど、
この本を見て思い出した。東北は本当は自然豊かで、本当に美しい場所だってこと。
小田和正さんの歌は、CMやドラマでよく耳にするしipodにも入っているけど、
こうして東北の美しい景色にのせて「詩」として読むと、
また新たな感動がある。
東北に住む人たちにも、東北以外に住む人たちにも、
ぜひ手にしてほしい1冊です。