カリフォルニア・シャワー(XRCD-24bit Super Analog/紙ジャケット仕様)
"風の想い出"って良い曲ですよね。"マイカントリー"も。。ほんとに素晴らしい音楽っていつまでも心に残っています。だからこのアルバムもずっと僕の頭に大切に記憶されている音楽。それが音が良くなって発売なんて感激して買っちゃいました。"カルフォルニアシャワー"。サックスのソロが笑っている。ハッピーな気持ちになれます。永遠の名作ですね。"デュオ・クリエイティクス"でのリーリトナーのギターソロ、今聴いても盛上がりますね。徐々に高まって行って最後にロックなアプローチになるところが何度聴いてもスリルがあっていいね。
渡辺貞夫
ナベサダこと渡辺貞夫のデビュー作。「70年代から80年代にかけてTVのCFで有名になったフュージョンの代表的アルトプレーヤー」が僕の彼に対するイメージとして強かった。ところが、ある日立ち寄った浅草のジャズ喫茶でかかっていた本作のLPを聴いて、彼に対する考え方が根本的に変わった。チャーリー・パーカー、ソニー・スティット、若き日のアート・ペッパーを彷彿とさせる速くて切れ味の鋭いアルトが歌うこと歌うこと。このむせ返るようなアルト確かどこかで聴いたことがある。そうだこれソニー・クリスにクリソツだ。やっぱり、ナベサダのルーツはビバップだったのだ!リズムセクションの猪俣猛、長谷川昭(ドラムス)、八城一夫(ピアノ)、原田政長(ベース)達(当時最強の面子?)の演奏のレベルも高い。当時のニューヨークやウエストコーストのジャズマン達にひけを取っていないと思う。1961年8月15日、16日録音。当時の日本人がここまでやっていたなんてほんとに凄い。音質は24bitデジタルリマスターされている。悪くはないが、LPで聴くよりはアルトにかかるエコーが少し強く感じるが如何か。
Japanese Detail: Architecture
日本の古民家の格子や暖簾、灯籠や敷石など一つひとつにスポットをあてて写真を撮り集めています。
全体的な風景写真とはまた違った視点で物が見れて興味深かったです。
日本人から見ても外国人から見ても日本ってやっぱりかっこいいなと改めて思える一冊だと思います。
やってみせよう
これはキユーピーマヨネーズの倉庫部門が子会社ながらキューソー流通システムとして東証一部上場に成り上がるまでの出世物語です。子会社に出向した人、親会社から独立したい人、倉庫・運送業界で働く人に是非読んでいただきたい!
沖縄・雲に魅せられて―虹のアーティストのつぶやき
「こんにちは」。美術準備室のドアを開けると、喜屋武先生は「よう、来たか」といつも僕を迎え入れてくれた。
椅子でお好きなパイプをおいしそうにくゆらしている時があるかと思えば、白い「つなぎ」に着替えマスクをして大きなアルミ作品のバフがけに奮闘していることもあった。
僕が研究所で描いてきた下手な石膏デッサンを広げると「うーん」と困ったような顔になって、「部分にこだわりすぎてるな」「手前と奥の関係でみてない」などあまり褒められ記憶がない。(笑)
ところが、僕が進路の事で迷っていたときは、バイクで雨の中わざわざ自宅まで(!!)「家庭訪問」に来ていただいたり、(普通、高校の先生はこんなことやりませんよ)美大受験に落ちたときはこれまたわざわざ目白の研究所まで一緒にきてくれて紹介してしてもらった。
こういう事をあげていったらきりがない。それほどにきさくで世話好き(失礼)で暖かい方なのだ。あれからもう30数年の歳月が流れた。数日前銀座の個展でお会いした先生はあの時とちっとも変わっておられない。
「雲に魅せられて」を読ませていただいて、いつか沖縄の空をながめてみたいと思う。いつまでもお元気で創作活動を続けていってほしいと願うばかりだ。
一教え子より 2009/7/30