ランボー/怒りの脱出 [DVD]
好きな作品で何度も見ているが、DVDでも持っていたくて購入した。
団塊世代は戦争は知らない、しかしその後何の疑問も持たずに数の多い世代の中での競争を強いられ、学校でも企業でも戦うこと(競争)が当たり前と言う人生を行ってきた。高度経済成長を支え、高齢者の生活を支えてきた。国を発展させる言わば使い捨ての世代だった。
ランボーの立場と同じではないか。いまや高齢社会。団塊世代はこれから社会のお荷物、福祉の切捨てまるでランボーは我々使い捨ての団塊世代に似ているではないか。
下の世代、政治家、官僚、なめるなよ、団塊世代を怒らせると怖いぞ。ランボーの怒りについ重ねてしまう。
そういう目で改めて観賞しましょう。何か見えてきます。
ドビュッシー―想念のエクトプラズム (中公文庫)
ピアニストにして手練の文章家としての令名の高かった青柳いずみこの本を初めて読んだ。
本書は面白い。ドビュッシーがヴェルレーヌ、ランボーの乱痴気騒ぎとニアミスの可能性があったというだけで、心躍る風だ。ドビュッシーファンは勿論のこと、ランボー、ヴェルレーヌ、マラルメと言った詩人への思いを持っている人には、開巻書を措くに能わずの面白さであろう。
パリのコンセルヴァトワールへの入学自体が当時としても謎であったと思しきドビュッシーの家庭環境から、父の来歴など天才作曲家ドビッシーへの新たな興味が掻き立てられる1冊!!
ランボー詩集 (新潮文庫)
堀口大學氏訳 もう一度探し出したぞ
小林秀雄氏訳 また見つかった
中原中也氏訳 また見付かった
retrouver をどうするか、です。
見者(ヴォワイヤン)の理論を適用する場合と、適用しない場合とでは、対象がかわってきます。
詩人は何を認識しているのでしょうか。
マシュランボー コンプリートDVD
一般的に広く知られている…とはいい難い作品ですが、知ってもらえてさえいれば、もっともっと話題になっていたのは間違いない作品だと思います。知られていないのがもったいないです。
見た目で子供向きと思われがちですが、大人の方もビジュアルに引かず(笑)是非一度観てみて欲しいです。
意外にシリアスで難解なストーリー、衝撃の展開はむしろ大人がハマる世界観だと思います。第1話を観ればその魅力が十分伝わると思いますが、4話まで観たらもうマシュラの虜になります。なりました。
序盤でその世界観にハマり、中盤、終盤、最終回は泣きまくりです。
マシュランボー総集編 VOL1 [DVD]
『マシュランボー』とは恵まれなかった作品だと思う。
スポンサーや裏番組、加えて正統派過ぎる作風が当時は古臭く映った・・・。
しかし現在こういった“正統派”な作品が少なくなった現状を見てみると「もう一度マシュラと旅に出たい」と考えたくなる視聴者は多いだろう。
本DVDを契機に『マシュランボー』が再評価されることを切実に願う。