シロツメクサ咲いた夏
優しさは強さ。
重い物をゆっくり地面におろすには強いちからが必要であるように,人に優しくするときは,ぐっと心にちからが入る。
アルバム最後の『優しい花』
雨に打たれ風に吹かれて
繰り返されるこの詩が,毎日を一生懸命に生きているあなたの,強さと優しさの,種になるかもしれない。
大傑作です。
堀下さゆり ツアー ~ 君と笑った ~ ファイナル (初回限定版) [DVD]
渋谷Duoで行われたライブ模様をDVDにした物。
実際、自分もライブに行かせて頂いたのですが、まず生の方が
やはり迫力が違う!
生音はやはりいいなぁ。と思わせるライブでした。
則包桜さんもパーカッションで参加されてたり、堀下さゆりさんの
実妹もコーラスで参加されてたりします。
カゼノトオリミチや君と笑ったも入ってるので好きな方も是非オススメ
個人的にはprivateroom-Capricon versionを聴けたので満足です。
あと新曲の愛のうたも入ってます。と思う。
On/Off~森のボッサ
ボッサ=ボサノバ。カフェテイストとも言いますな。
主婦がキッチンで鼻歌を歌うのが原点みたいなもんだといいますが、
そこは、収録曲がジブリ作品ですので、
下手に歌うとコアなファンが黙っちゃいない。
そんなわけで、プロフェッショナルな6人の女性シンガーたちの鼻歌も決して手を抜くこともなく、
お金が稼げる芸になっています。ボサノバを歌える日本人歌手は
小野リサだけではないことを証明したコンピレーションアルバム「森のボッサ」。
クールビューティー松本英子、かわいい歌声:拝郷メイコand堀下さゆり、
粘りのある歌い方はさながら新潟産コシヒカリ:ササミー(笹川美和)。
ちょっとだけハスキー:ハチ(長谷川久美子)。
これだけの女性シンガーを集めた田上プロデューサーに感謝。
退屈な家事仕事もこのアルバムがあれば、
ほら、鼻歌まじりにかる〜く、かる〜く楽しくこなせる。
かわり映えのない日常に寄り添ってくれる自然派ミュージック。
ナチュリラ、リンネル、チルチンビト。
これら表紙がテカッていない雑誌のテイストがお好きな方へおすすめです。
おっと、私の好きな池田綾子の紹介を忘れていました。
メインを張る「風の谷のナウシカ」「テルーの唄」もいいですが、
コーラスとして裏方にまわっても決して出しゃばることなく
メインヴォーカルを引き立てる完璧な仕事。
彼女に関わった音楽仲間にはみんな幸せになってほしい、
そんな気にさせる博愛と祈りのヴォーカリストAYAKO IKEDAを
是非ともご賞味ください。
つじギフト~10th Anniversary BEST~
「寄せ集め感がある」と友人は言っていました。確かに前ベスト盤の「つじベスト」と重なっている曲もありますが、それでも珍しい音源がかなりあり、つじファンの僕としては「買って良かった」と思っています。とくに「風になる」のアコースティックバージョンは映画を見た人か、「恋する眼鏡」かシングルを買った人以外は初耳でしょう。でも、個人的にはウクレレだけのバージョン(というのも存在しています)も収録して欲しかったです。
たおやかさとやさしさに満ちています。ゆっくりしたい時に是非聴いて下さい。
カゼノトオリミチ
NHKの「みんなのうた」で聞いてからとても印象深く感じた曲です。
現実の社会に疲れ逃避していた主人公がふと、
風の通り道を辿り、大切な人と一緒に歩きそして、生きるために一緒に帰る、というストーリーを情感深く丁寧に歌い上げています。
この曲を聴いて、私もがんばって生きよう、という気持ちになりました。
そして、一緒に歩いてくれる大切な人の、
ほんとうの大切さ、包み込んでくれる優しさを求めずにはいられなくなりました。
ちょっと昔を思い出させてくれる懐かしいようなメロディー。
立ち止まってしまった人生を振り返る、すばらしい機会を与えてくれました。
こんなにも心に染みる曲に出会ったのはほんとうに何年ぶりか、
いや初めてではないか!と思うくらいの衝撃がありました。
TVでは歌詞を忠実に反映したアニメ-ションも見られるので是非お勧めします。
スタジオジブリで作画などを担当した方たちが多数参加しているので絵柄がまさにスタジオジブリ!
ストーリー性あふれる映像に歌詞の内容が膨らんで一見の価値ありです!
主人公が風に導かれて歩き出すように、
ピアノに導かれるように優しく歌う様はプロ並なのに、
堀下さゆりさんはこの楽曲でメジャーデビューだそうで、
今後の活躍にとっても期待できる一枚だといえるでしょう♪