ピアノソロピース サンフラワー/ユンディリ (PIANO SOLO)
この楽譜(本)はオリジナルバージョンから優しいアレンジバージョンまであるので初心者から上級者まで幅広く使えると思います。またメロディー譜や数字譜の楽譜も載っているのでかなりの初心者でも大丈夫だと思います。
この曲が好きな方、興味が有る方は買って損はないと思います!!
ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビュー
20年下手の横好きでピアノを弾いてきた私ですが、それでもひとつ確信していることがあります。
「愉しんで弾くとうまく弾ける」ようなのです。
技巧にこだわり他人より一歩でも抜きん出ようと肩肘張って弾くよりも、純粋にこの曲が好きだから弾こう、ということで弾くほうが、その思いが聴き手に伝わってくるのではないかと思うのです。
くだんのショパン・コンクールの特集をNHKで見ましたが、選考の合間に、ユンディ・リは、吹き抜けになった場所に一台置いてあるピアノでやはりショパンを弾いていました。NHKのような取材クルーのみならず、ライバルたちも見聞きできるにもかかわらず、です。
優勝したいと彼が考えなかったとは思いませんが、しかし、やはり「ショパンが好きだから弾く」、「ピアノが好きだから弾く」という思いは彼の心の奥底にしっかりと根付いていると思います。
これからも、この愉しみながら音楽家としての人生を送ってほしいと願いつつ、星5つを贈りたいと思います。
ポートレイト
これまでコンサート・CD等で、数多のピアノ作品を聴く機会がありました。
その中で、これ程まで(一昔前までなら、カセットテープが擦り切れる程(^^♪)に、
繰り返し聴き入ったアルバムはありませんでした。
その華麗なデビューとその後の活躍・容姿・同じアジア人…。
全ての情報を取り払い、純粋にその音楽性・テクニック・曲の構成力とアプローチに対して、
最後まで聴く者の耳を離することはありません。
きっかけは、NHKの深夜番組で、彼がショパンのノクターン第2番 変ホ長調を弾いた時、
思わず身を乗り出して、最後には何故か、涙が溢れでたことです。
改めてショパンの良さを再認識する演奏もさることながら、付録のDVDも楽しめて、お勧めですよ。
ラ・カンパネラ~ユンディ・リ/リスト・リサイタル
ユンディ・リ(Yundi Li)は、なんと1982年生まれです。2000年のショパンコンクールで1位になった人です。ちなみに、ショパンコンクールは5年に1回。過去2回は1位なしでした。よって、15年ぶりの1位です。演奏は、一言でいえば、上手です。技巧は100点満点です。表現力は、まだ若いから、円熟したピアニストには負けます(リストに関してはホルへ・ボレットに比した場合)が、不満はないです。この人の、一番のセールスポイントは、聴く人を楽しませる、喜ばせる演奏、分かりやすい演奏です。まだ20才そこそこなのに、すでに、デビューアルバムでショパンのピアノ・ソナタ第3番という、もろに実力が見える作品、2枚目のアルバムでは、リストのピアノ・ソナタという、これまた、失敗したら大恥をかく難曲を発表し、いずれも、完成された演奏をしています。この人のピアノは、音が澄んでいます。分厚い和音も速い音符の部分も、音が濁りません。とても、訓練されたピアニストです。作品に対する解釈も文句の言いようがありません。その秘密は、彼が師事した教師にあるかも知れません。同年のショパンコンクールで、4位になった同じ中国のサ・チョンは、コンクールライブを聴くところ、ショパンの作品に見事な解釈をしていますが、彼女も同じ教師に師事しています。私は、ユンディ・リの2枚のCDいずれも買ったのですが、買って損はしなかったと思っています。
ライヴ・イン・コンサート [DVD]
1曲目から最後の曲まで、ペトルチアーニの繰り出す音楽は、時に優しく、時に激しく、心深く染入って見る者を離しません。私は、3度も繰り返し見てしまいました。脇を固めるアンソニー・ジャクソン(b)、スティーブ・ガット(ds)の好サポートも印象的です。特に、Take the A train でのスティーブ・ガットのドラム・ソロは、しびれます!