ビスマルク号を撃沈せよ! [DVD]
英。独軍の戦艦同士の戦いは見るべき物があります、ビスマルクの装甲の厚さと主砲の大きさが英軍の艦船との差を物語っています、プリンスオブ、ウエルズとの戦いは見ごたいがあります、興味ある方はぜひ見て下さい。
ドイツ参謀本部-その栄光と終焉 (祥伝社新書168)
「読み物」として大変面白く読ませてもらいました。
司馬遼太郎や塩野七生の著作物のように、著者の主観が
ある程度入っていることを承知の上で、距離感を持って
読書を楽しむことを目的とされる方にはお勧めです。
その意味で星5。
ご本人も書いておられるように、著者はこの分野が専門ではないので、
あくまで教養を高める趣味の読み物として評価すべきだと思います。
歴史書としてであれば評価は下がると思いますが、
そういう主旨で書かれた本ではないので、その評価は酷ではないでしょうか。
ロボットアニメ大鑑 上巻
まず、描かれているロボット達の絵が素晴らしいです。かっこいいです!
そして、同日発売の『ロボットアニメ大鑑下巻』と『サンライズロボットアニメ大鑑』を横一列に並べると1つの大きな絵が出来上がります。これがもう独特の雰囲気を醸し出しているじゃございませんか!
収録作品は私の好きな『バルディオス』や『ゴッドマーズ』を始め、『グロイザーX』『レインボーマン』『ゴーバリアン』『ビスマルク』『ヤマトタケル』『鉄人28号』『ガクセイバー』とすごいことになってます。
キングレコードよ、よくやった!
このCDで初めて『グロイザーX』の曲を聴いたのですが、池田さんの声がまた雄雄しいですな。もう、こういう人や曲はでてこないのでしょうね・・・。
ビスマルク号を撃沈せよ! スタジオ・クラシック・シリーズ [DVD]
かなり面白い映画です。
ドラマは、艦隊の作戦指揮をとるロンドンの司令本部(情報作戦室)と海上とで、並行して描かれます。
まだ衛星が無い時代の情報戦略が、非常に興味深く、緊張感満点に描かれています。
主人公は、その情報を操って、艦隊の配置とかを決定する指揮官なのですが、そのクールな表情とは裏腹に内心では空母に乗っている息子の心配をしたり、熱い部分も持っているという描写がまた心を打ちます。
そして、大海戦も正面から逃げずに描いています。大迫力で、戦艦ビスマルクの強さ、そして、沈んでいくときの哀しさを感じさせてくれます。
この映画のすごいところは、エンターテイメントとして、きちんと仕上げつつも、敵側にも人間が乗っていて、死ぬときに苦しんでいる、という描写をきちんとしていることです。
正直、ビスマルクの甲板に並ぶまだまだ子供のような水兵たちをみたとき、僕は、ビスマルク沈むのいやだな、と思いましたし、英側の空母の戦闘機隊のパイロットがそれと同じ年代だったのも、観ていてつらくなりました。
そして、沈み行くビスマルクを見て、提督は笑顔を見せるわけでもなく、即座に生存者の救出を命じます。
敵味方に分かれていても、人は救いたいという気持ちが出ていて、観ている方も少し、救われました。
余談ながら、ささやかなロマンスも描かれています。女優さんがすごく美しいのです。ダナ・ウインダーという女優さんですが、実に、きりりとした、凛としたという言葉が実に似合う士官を演じています。
白黒で地味な映画だと思う無かれ。
監督は007シリーズのルイス・ギルバートです。
いい仕事してます。