環境教育入門
環境教育の実践者・研究者にとっては、とてもわかりやすい入門書です。近年、総合的学習の時間ができ、環境教育に力を入れようと考えていらっしゃる先生方も多いと思いますが、具体的に何をすればいいかで悩んでいるのならば、まずこの本を読んで見てください。著者たちは、その世界では一流の方ばかりですし、具体例が豊富で、実践的です。
ビヨンド・ザ・マット [DVD]
ジェーク・ロバーツ、WWF(撮影当時。現WWE)、マンカインド、ロック、テリー・ファンクや無名の若いレスラー達など実際のレスラーを写しながら、プロレスビジネスの裏側を撮影したドキュメンタリーだ。
かつて一世を風靡したが現在ドサ回りをしているジェーク・ロバーツ。リング上での栄光に対する退廃した私生活や冷たい家族との関係のギャップを余すところ無く描いている。華やかなリングの陰に隠れた彼の人生の哀しさに、幸福とは何か、と考えさせられてしまう。
お客さんのために、リング内や場外で、どんな危険なこともやってしまうマンカインド。その危険なファイトゆえに、リング上と私生活の矛盾に悩む彼や家族の様子は生々しい。
膝の怪我に悩まされ、何度も引退しながら、リングに上がりつづけるテリー・ファンクの生き様には圧倒される。お客さんの興奮や拍手というリングの魅力がまともに歩けないテリーに生き甲斐を与え、反対にテリーがお客さんにパワーを与える。そんなプロレスの魅力を良く伝えてくれる。
このビデオは、「ロックとマンカインドが試合の前に打合せをしている」ということで、話題になった。しかし、そんなことは正直どうでもいいのだ。2階のような高い金網からマンカインドが飛び降りているのは本当だし、孫までいる動かない膝のテリーがリング上では、颯爽と動いているのも本当なのだ。何が彼らにそんな力を与え、観客が何を彼らに求めて、チケットを購入するかの方が、重要なのだ。
プロレスファンもアンチプロレスファンにもぜひ見て欲しい。