私説三国志 天の華・地の風 完全版〈10〉 (fukkan.com)
全10巻、すべて読み終えるには相応の時間が必要ですが、その価値のある作品だと思います。
孔明の結末を読んだあと、知らず涙がこぼれました。
単純に感動とも言えない大きな何かに満たされて読み終えたあと数日はこの本の世界観を漂っているようでした。
昨今のハッピーエンドが約束されているボーイズラブも楽しいとは思いますが、それでは物足りない!という方におすすめします。
この作品もある意味ハッピーエンドではないかと私は思ってるのですが…。
ただ三国志の概要を知っていないと、読みづらい…というか理解不能ですので、漫画等で予習してからが良いです。
NHK連続テレビ小説 天花 完全版 DVD-BOX 第3集
「天花」は何気ない優しさに満ちているドラマだと思いました。
特別な事件は起きないけど、地に足の着いたストーリーだと思います。
主人公・天花と周囲の人のおりなす会話にとても癒されました。
DVDで何度も見返しています。
音の世界遺産 中国の二胡
中国楽器に惹かれます。特に二胡のポルタメントのかかった響きは懐かしく哀愁を感じるほどです。このCDは、1997年2月28日、3月1日に江蘇人民放送局で収録したものでした。奏者の朱昌耀氏は1956年生まれで、収録当時、江蘇省歌舞劇院の副院長という重職に就いている国歌一級演奏家の称号の持ち主です。
阿炳の「二泉映月」は、二胡の古典的な名曲と言われている作品です。阿炳はリーフレットに「伝説的な盲目の芸人」と書かれていました。劉天華の「空山鳥語」は、鳥の声を模倣するなどかなり斬新な技法の曲です。「聴松」も阿炳の作品で、不思議な香りが漂っていました。「漢宮秋月」は他の楽器でも合奏されるなど親しまれている作品です。「流波曲」は、奏者の朱昌耀の作曲した作品で、縦笛の簫との合奏曲です。
初めて聴く曲がほとんどで、本格的に二胡の音楽を知りたいという人に向いていると思います。ケレン味なく、真っ当な二胡を愛する人のために奉げられた様な企画だからこそ、大切にしないといけません。
現代では多くの二胡奏者の音楽を日本で聴くことができるようになりました。世界の音楽の多様性を理解できるほど、日本の音楽愛好家のすそ野の広がりを感じます。
音の透明感、豊かな響き、そしてアジア特有の音階から生みだされる独特の音楽世界。確かにタイトル通りの「音の世界遺産」だと思いました。
時の彩り (初回限定盤DVD付)
薄桜鬼のタイアップ曲もそうでない曲も、良く作られていると思います。 最初のアルバム「はらり」より、メロディーと詞が良い感じですっと心に入りやすくなっている気がします。アップテンポな曲はもちろんですが、しっとりした曲も何度でも味わいたくなります。 吉岡さん作詞作曲のラブレターという曲も良かったです。もっとオリジナル曲が聴きたくなりました。 薄桜鬼関連のシングルは全部持っているので相変わらず既出の曲が多かったですが、天ノ華がフルで聴けたのと未タイアップ曲も良かったので満足です。 お気に入りは舞風と天ノ華です(・ω・)
既出多かったので☆-1しましたが良いアルバムです。シングル買っていない方ならもっと満足出来るかもしれません。