満潮!ツモクラテス ⑤ (近代麻雀コミックス)
38MAN復活センス来た!のラストで富良の起親と39MAN大満潮の最初で富良の北家と2回、三回戦スタートしてますよ、片山先生!「異和感」は無かったんですか?
あと、この巻ではミーコが出てきませんね。風王位戦決勝のギャラリーの中にも、波溜はいるのにミーコはいませんでした。休みだからといって、家で寝てたんでしょうか?修行が足りん!(笑)
ぎゅわんぶらあ自己中心派
そこそこいける。キャラクター数がめちゃんこ多い&個性的♪ 普通の対局モード以外にクイズモード(麻雀の)があるのも嬉しい。
ただ、俺個人の問題だが、原作を知らないので☆4つにとどめた。内容自体は良かったと思う。
麻雀DIVAリーグ DVD-BOX
「魅せて勝つ」ことを目的として女流雀士を育成する企画のDVD化。
1枚目:予選A、Bグループ半荘×2
2枚目:決勝半荘
3枚目:VSマスターズ(萩原、梶本、片山)半荘
(編集による省略局有り)
実際素人が打つときに「魅せる」ことや上がりまでの過程を見られる機会はないので、
そういう意味では無理に魅せる必要はないし、上がれば何でもアリかもしれない。
しかしこのDVDでは、手広さより、やや手役にこだわり「魅せる」事を意図している。
結果同じ待ちになったとしても、切る順序で待ちの広さも変わり、
結果そうなっただけで、引いた牌が違えば別の役になるかもしれない・・・
そういう可能性を見据えた捨て牌を考えさせられる。「2手先のツモまで考えて打つ」。
場を乱す暴牌(当たりの可能性が高い牌)や役牌を安易に切ることや
TPOを無視した鳴きや上がりについて解説人から厳しく解説が入っており、
「何故そこで捨ててはダメなのか」
「何故ここはリーチでいいのか」
など非常にわかりやすく解説されています。
しかもMONDOだと梶本さんのみの解説になりがちですが、
萩原、梶本、片山、3氏の「こうじゃないの?」「いや、こうでしょう」「なるほどね」という
話し合い的に解説がされるので、意見も偏らず良いと思います。
少しだけ残念なのは、
「どうしてアレを切ったんだろ。本人に聞いてみたいですね」
と言って、本人が何故あの場であの牌を切ったか、というのを聞いているシーンがなかったことでしょうか。
自分の雀力を上げるために、効率よく上がりを狙うために、場を荒らさずクリーンなゲームをするために、
非常に良いDVDだったと思います。
1度見れば結果はわかってしまいますが、3回くらいは見直してもいいかなと思います。
しかけ人たちの企画術
さまざまな分野の第一人者が、その人ならではの企画術を語るという一冊。テレビプロデューサー、経営者、編集者、広告クリエイター、料理人などバラエティに富んだ人選で、「企画」というものを余すことなく教えてくれる。
第一線で活躍する人たちが語る「企画」というのは、実にけれん味がなく、理路整然としている。これらを読むだけで、プロフェッショナルは、「企画」を偶然やひらめきの産物ではなく、技術として身につけているということが良くわかる。そして企画以上に、自分自身のことを知り尽くしているなというのが、非常に印象的であった。
◆本書で紹介されている企画術のポイント
・吉田 正樹(テレビプロデューサー):周縁からの「怒り」
・後藤 繁雄(編集者):身体性、体つき
・中村 勇吾(インターフェースデザイナー):コードの規定、コラージュ
・奥田 政行(「アル・ケッチャーノ」オーナーシェフ):聞き飽きしない音楽
・箭内 道彦(クリエイティブディレクター):すべての引き出しは10代にある
・堂山 昌司(マイクロソフト代表執行役副社長):パートナーの存在、組み合わせ
・嶋 浩一郎(クリエイティブ・ディレクター):ボタン×シナリオ
・片山 正通(インテリアデザイナー):共犯
・小山 薫堂(放送作家、脚本家):ほんの少しだけ視点を変えられるもの
特に注目すべきポイントは、今までのようなパッケージ化された企画を届ける時代から、ソーシャルメディアに代表される”場”の時代において、企画がどのようにあるべきかという視点である。これについては、中村勇吾氏の「ルールや秩序をデザインする」という説明が明解である。ルールをデザインするためには、「何をするか」だけではなく、「何をしないか」ということについても考えなくてはならない。この「何をしないか」こそが企画のポイントであり、勝負の分かれ目なのである。
Twitterは140文字以上の情報の受発信はできない、Facebookは匿名でのユーザー登録はできない。これらの参加者に課せられた制約によって、場の秩序が決まる。そして、その秩序に基づいた総体をもって、参加者はそのプラットフォームが面白いかどうかを判断するのである。「制約は企画の源泉」、かつて情報を発信する側で言われていたことが、今やプラットフォームへ参加する全ての人に及んでいるということなのである。