The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism
原文で読まざるを得なかったため取りこぼしはたくさんある。その中で理解したことを書き留めておく。
Milton Friedmanが提唱したシカゴ学派の経済学は冷戦前と冷戦後で大きく異なる。冷戦前は社会主義的国家運営をされていた南米国家(本文ではチリ、アルゼンチン、ウルグアイ、ニカラグアなどが登場)を武力で制圧し、無理やり国家機関を解体、民営化したことに始まる(これによってチリ経済は破綻しかけたが、当時の大統領ピノチェトが重要な機関を民営化から守り、そこから建て直しを図った。しかしこの復活は結局シカゴ学派の成功例として世界中に押し付けられることになる)。
しかし、冷戦終結よりはやや早いが、イギリスのサッチャー政権がフォークランド紛争を通じて、公的機関を民営化して労働組合を解体したり失業率が上がる一方のイギリス経済を建て直す。これによって先進国でもショック療法で経済を建て直すと言うネオリベラルな手法が確立したと言える。
かくして、もともとポスト植民地主義としての経済支配の手法は、冷戦終結後、仮想敵国がいなくなった状態で9.11を迎え、イラクに対しては“強制的”自由化を、アメリカ国内に対しては兵力を民営化して兵役を市場化した。
現在では資本家は先進国、途上国の区別なく自由に市場を作り出す術を手に入れた。それが災害や戦争と言う非常時に民主主義の隙間に市場を作り出す災害資本主義なのである。
ストリートファイターEX2 PLUS
旧作だがPS3にて遊び倒す。中古なら値段も格安な為アーカイプスより安い?あのスト2のキャラ達がポリゴンキャラになり大暴れ!ポリゴンだけど2Dという不思議な格闘ゲー。さすがに旧PS時代の作品なのでポリゴンの数は少ないけど古さを感じさせない新鮮味のある楽しい作品だと思う。100〜200円なら安い安い!
ストリートファイターEX plus α(the best)
ストリートファイターシリーズの3D作品、アーケード版「ストリートファイターEX plus」のプレイステーション移植版のソフトがこのソフトである。PS版ストシリーズでは初の3D作品で、ストIIシリーズのキャラクター(リュウ、ケン、チュン・リー、ガイル、ザンギエフ、ベガ、豪鬼)とストEXシリーズオリジナルのキャラクターの計19キャラクターが登場し、さらに、PS版オリジナルとして、ダルシムとさくらも登場している。ストEXシリーズオリジナルのシステムとして、スーパーコンボからスーパーコンボをつなげる「スーパーキャンセル」、相手のガードを崩す「ガードブレイク」といった、試合を盛り上げる要素があり、メニューにも、アーケードモードとバーサス(対戦)モードのほかに、サバイバルモード、タイムアタックモードがあり、さらに、指示された連続技をコマンド入力していき、課題をクリアする「エキスパートモード」がある。隠し要素もいくつかあるので、楽しめるだろう。キャラクターのグラフィックは、少々角ばっているが、動きはリアルで、2D格闘ゲーム(ストIIなど)と変わりのない操作性でプレイできる。登場キャラクターについては、最初に記載したとおりだが、もう少しストシリーズからキャラクターを出演させてほしかった。隠しキャラクターについてだが、一定の条件をみたすとサイクロイドβ(ベータ)とサイクロイドγ(ガンマ)というキャラクターが登場するが、この2キャラクターは3D作品らしいキャラクターとなっている(簡単にいうと、ロボットをイメージしてくれればいいが、ソフトを買ってプレイするのが一番)。すこし変わったストリートファイターシリーズを楽しみたい人にはおすすめのソフトである。