ロード・オブ・ザ・リング 公式メイキングブック
洗い髪を乾かしながら、膝のうえに広げて、指輪物語の世界に没入するのに丁度いいサイズの本---つまり大きくて図版がたっぷり。眺めていると、オークの皮(?)をかぶった人を含め、みんなとても楽しそうなので、製作現場の人と友達になったような気がする。これは、学校祭前夜あるいは出番前で準備に余念がなく、やたらハイになっているときの気分に似ている。
この本での発見は、WETA社の愛犬ジェンマがゼリーでできたエルフの耳をおやつにしていること。(ヘルム峡谷のミニチュアの前で満足そうに座っているジェンマからの弁明は聞けないが…。)タイトルロールの指輪は8インチもあったこと。ガンダルフのメッセージを預かった蛾はWETA社で孵化した本物だったこと、その他いろいろ。
公式ガイドも含めどんどん増えていく指輪本を家のどこに置いておこうか、それが目下の問題になってきた。
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD]
「ロード・オブ・ザ・リング」は一応全部見ました。
1、2、3通して代表で2にレビューします。
盛り上がりは順の通り1-2-3と段々に上がります。
始まりの1と終わりの3を繋ぐこの2。
なかなかの出来でした。
そんな批判するほど悪くもないし、そんな賛美するほど良くもない。
まぁ繋ぎとしては合格かな、という感じです。でも賛否はスパッと分かれるでしょうね。
心をリフレッシュするには最高ですね。
ロード・オブ・ザ・リング ― スペシャル・エクステンデッド・エディション [DVD]
劇場公開版では入らなかった名場面がいっぱいです。
このDVDのために音楽も追加されてます。
特にキャラクターのファン的な見所としては、
・ボロミア(裂け谷以降全編に渡って出番いっぱい追加されてます)
・レゴラス(ロリアンのレンバスのシーンが無邪気)
・ギムリ(奥方とのやり取りが可愛い!)
・ガラドリエル(あの笑顔!劇場版で入らなかったのが惜しまれる)
・ハルディア(アップ増えてます。第2部でファンになった方どうぞ)
など。
本当にカットされたのが惜しいシーンばかりです。
3時間半は確かに長いですが、自家用DVDなんだから無理して一気に見る必要は
無いわけですし、自分の見たい所だけor時間のある時におやつでも食べながら
ゆっくり鑑賞するのも良いんじゃないかと。
オーディオ・コメンタリーのキャスト編は時間を忘れるほど面白いですよ。
イライジャのファンは必聴かも。
ホビット役の4人が本当に仲良さそうなのも嬉しい。
特典ディスクなんかは完全にマニア向けですが、この作品に惚れ込んでる人なら
全部見て損はしないはず。特にアート部門やCG技術は素晴らしいです。
撮影風景もキャストとスタッフの仲の良さが伺えて楽しくなります。
これだけ盛りだくさんの内容なら安いと思います。
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション [DVD]
指輪の魔力に負けそうなフロドを、いつも献身的に支え続けたサム。
ゴラムの策略で主人の信頼を失い、シェロブに襲われながらも勇敢に
フロドを守るために戦い、彼の救出のためにオークとも戦った。
そして火山の入り口まであと一歩…というところで力尽きそうな
フロドをかつぎ、
「俺にはこんなことしかできませんが~」
と言いながら山を登っていくシーンは感動して、いい歳して泣きまくった。
これは勇者サムの物語でもあるのだ。
巷ではアラゴルンやレゴラスが人気の様だが、私の中では
サムこそ“真の勇者”ではないかと思う。
彼がいなければフロドはああまで頑張れなかったはずだ。
サム役のショーン・アスティンは、彼が初主演した「グーニーズ」の
時から気にかけていた俳優で、私も思い入れが強い。
最後まで友情と忠義を守り続けたサムに拍手。
ベスト・シネマ・クラシック100
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。